概要
誰がなんと言おうと、きみは綺麗だよ
長らく内に閉じこもっていた国が、外つ国と交流を始めた時代。
とある山奥にある農村には、生まれたときから左腕しかない少年が暮らしていた。
村長から最低限の庇護を受けながらも、母屋で暮らす同い年の異母兄弟たちから虐げられる日々を送っていた。
そんな少年には、時折見る不思議な夢があった。
花咲く丘、小袖を頭から被って目元を隠している女性と話をする夢だ。
でも夢の中で自由に動けるわけでもなく、ただ女性に会いに来ている男を通して見る夢。
会話は聞こえないが楽しげに話している様子を眺めるだけ。
数えで6つの少年には何の話をしているのかは分からない。
けれど懐かしいような悲しいような、そんな夢は代わり映えのない日々のひとつの楽しみでもあった。
年が明け、数えで7つとなった少年たち
とある山奥にある農村には、生まれたときから左腕しかない少年が暮らしていた。
村長から最低限の庇護を受けながらも、母屋で暮らす同い年の異母兄弟たちから虐げられる日々を送っていた。
そんな少年には、時折見る不思議な夢があった。
花咲く丘、小袖を頭から被って目元を隠している女性と話をする夢だ。
でも夢の中で自由に動けるわけでもなく、ただ女性に会いに来ている男を通して見る夢。
会話は聞こえないが楽しげに話している様子を眺めるだけ。
数えで6つの少年には何の話をしているのかは分からない。
けれど懐かしいような悲しいような、そんな夢は代わり映えのない日々のひとつの楽しみでもあった。
年が明け、数えで7つとなった少年たち
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