概要
君の頬の藍色を、この手で消したかった。
二軒の家のあいだで、洗濯物が毎朝あたりまえに混ざり合っている。
ミューは毎朝、幼馴染のシグマに髪を結ってもらう。くすぐったいその時間は、何年も続く二人の習慣だった。
ミューの左の頬にはい藍色のアザがあった。それは幼いシグマの黒魔法が誤って焼いた跡。
二十歳の節目を祝う満月の夜〈プレニルナ〉を前に、シグマは封じた魔法とひそかに向き合いはじめる。
けれどミューには、誰にも言えない想いがあった。
──アザがあって、よかった。
すれ違う祈りと夏の終わりの月。隣り合って育った二人の藍の物語。
※本編は完結済み。こまめに更新して最後までお届けします。
ミューは毎朝、幼馴染のシグマに髪を結ってもらう。くすぐったいその時間は、何年も続く二人の習慣だった。
ミューの左の頬にはい藍色のアザがあった。それは幼いシグマの黒魔法が誤って焼いた跡。
二十歳の節目を祝う満月の夜〈プレニルナ〉を前に、シグマは封じた魔法とひそかに向き合いはじめる。
けれどミューには、誰にも言えない想いがあった。
──アザがあって、よかった。
すれ違う祈りと夏の終わりの月。隣り合って育った二人の藍の物語。
※本編は完結済み。こまめに更新して最後までお届けします。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?