彼らの言う意識高い系とは厄介なものです。それが向上心に繋がるのなら素晴らしいですが、おかしな方向にズレていくと大変なことに。ですが、そうなっても尚、むしろ一層充実しているのならば彼女の生活は意識高い系を極めているのかもしれませんね。
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自分のことを「意識高い系フォトグラファー」だと誇りをもって明言する男。彼がどれほど「意識が高い」のか、その実態が雄弁に語られる。ははあ、なるほどと感心しながら読み進めた。後半、物語の語り手が別の人物へとバトンタッチする。そこから事態は急速に不穏の色を濃くしていくのだ。意識を高くもつというのは、特権階級を気取ったり、自分に酔いしれることではないはず。表現者にとって本当に大切なもの――それは「気高さ」なのだと思う。
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