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概要
地雷はどこに?
荒野をジープが駆け抜けていく。運転席にはハンドルを握る軍人、後ろの荷台には捕虜が載せられている。着いた先は、荒野の中にひっそりと建つ洋館だった。目線が上向きがちなこの建物だったが、腰ほどの高さにさらに目を惹くものが垂れ下がっている。それは、周囲を取り囲む規制線だった。そこには、地雷注意と書かれてある。たじろぐ捕虜に対し、洋館の扉が開かれた。そこには、貴婦人が立っている。人が、ここに住んでいたのだった。戦後復興という名目の下、二人は人が住む場所に埋められたという地雷を探すことになる。まず捜索にあたったのは庭からだった。居合わせた館の庭師に話を聞くと、ここは軍人と捕虜が出兵していたよりも前の戦争の戦地だと言う。その当時の不発弾という検討をつけたが、それにしては不可解な点が残る。翌朝、考えをまとめ
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