概要
孤独な少女が、友人と祖母の愛に触れ、自分の名前を好きになるまでの物語
自分の「ガラス」とも読める名前を嫌い、他人と関わることを避けてきた高校二年生の硝子。新学期、隣の席になった明るい少女・陽子もまた、自分の名前を嫌っていた。そんな二人を自然につなぐ優介、そして不器用に硝子を見守る祖母・千代子。硝子、陽子、優介の三人で夏祭りに行った日を境に、硝子の閉ざされた心は少しずつ外の世界へ向き始める。千代子とのすれ違いや突然の別れによって硝子は自分の本当の気持ちに気づく。そして陽子の言葉によって、自分の名前に新たな意味が込められる。これは、壊れやすいと思っていた少女が、誰かの光を受け取り、自分もまた誰かに光を通せると知るまでの物語である。
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