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概要
観音様を磨くたび、知らないことが増えていく
先祖代々伝わる蔵の「観音様」を、自らの血で磨き上げるのが、少女・あんちゃんの「おしごと」だった。
磨けば磨くほど、鏡のように光り輝く不思議な繭。
「悲しいことも痛いことも、観音様が全部代わりに引き受けてくださるよ」
おばあちゃんの言葉を信じ、あんちゃんは誇らしげに指を切り、血を捧げ続ける。
しかし、繭が輝きを増すのと引き換えに、あんちゃんの記憶からは、大切な友達との約束や、昨日食べたアイスの味が、消しゴムで消されたように失われていく。
記憶と存在を喰らう「救済」の物語。
磨けば磨くほど、鏡のように光り輝く不思議な繭。
「悲しいことも痛いことも、観音様が全部代わりに引き受けてくださるよ」
おばあちゃんの言葉を信じ、あんちゃんは誇らしげに指を切り、血を捧げ続ける。
しかし、繭が輝きを増すのと引き換えに、あんちゃんの記憶からは、大切な友達との約束や、昨日食べたアイスの味が、消しゴムで消されたように失われていく。
記憶と存在を喰らう「救済」の物語。
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