第1話 いやだぁぁぁぁぁぁぉあ!(小さい『お』はどこだ!)

「昨日の揚げパンは美味しかったよな〜!」

「そうね、美味しかったわ」

「でも…昨日はカレーも食べなかったか?」

「そんなわけないでしょ、昨日は揚げパンだったじゃない。しかも、そこの学校給食メニューにも

昨日は『揚げパン』って書いてあるわよ」

「そうか…(じゃあ、あれはなんだったんだ…?)」


カズトは少し不思議に思う。

なぜなら昨日、確かにカレーを食べたような記憶があるからだ


「今日の体育やりたくないわ〜」

「なんでだ?」

「だって、今日は大事に使ってる下着を履いてきたのよ…汚したくないわ」

「それって、おしっ…」


         バチコン!


ユイは教科書でカズトの頭を思いっきり叩いた。

教科書は折れてしまった。

カズトの心の方が汚れているようだ。


「もちろん違うわ!…全く、これだから男は…」

「じゃ、じゃあ、なんでそんなに汚れたらやなんだ?別にいいだろパンツぐらい…」

「ああ!みんなの前でパンツって言わないでよ!

は…恥ずかしいでしょ…」

「ふーんだ。そんなことで気にしてたら人生損だぞ」

「いいわよ、おせっかいだわ。体育なんかこの世界に無ければいいのに…」


ユイが言葉を発した時、世界は緑の魔法陣に包まれた…。

地球を覆うほどの大きさの魔法陣だ。


「…ん?今何を話してたっけ?」

「なんだったかしら…次の授業の音楽の話じゃない?」

「そ…そうか…なんか学校の教科に体を動かすやつがあればいいのにな〜」

「そうね〜そんな教科があればわたしは好きになるわね」


また世界が大きな魔法陣に包まれた。

今度は青色の魔法陣だ。


「ん…?あれ!?次は体育だ!早く着替えて行かないと…」

「えぇ、体育!?わたしの下着が汚れちゃうわよ〜」

「早く着替えろ!あの怖い先生に怒られちまう!」

「わかったわよ……見ないでよ」

「誰がお前のパンツなんか見るかよ」


そう言ったカズトだが、めちゃくちゃガン見していた…。

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好きなヒロインが過去と未来を変えれる能力だった件〜無自覚なヒロインです!〜 @NALA12

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