あの日、おたすけ同好会に、久しぶりの依頼が舞い込んだ。莉子先輩が高校を卒業するに近いその時に。ほんの気まぐれだったのかもしれない。けれど、莉子先輩はとても嬉しそうに、その依頼を引き受けた。生徒使用禁止となった調理教室に現れるという、幽霊の調査を。掛かった!あの時、胸にこびりついて離れなかった“後悔”への、ささやかなリベンジ。真実を先回りして推理した俺は、シューティングスターが夜空を駆け抜けるこの瞬間に、ただ願う。あなたに幸せが訪れますように。もう、後悔なんてしませんように。
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