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概要
あなたが見るたびに、“増えてる”。
スマートフォンの些細な不具合から始まった異変は、やがて説明のつかない恐怖へと変わっていく。画面のピンボケ、異常な発熱、勝手に動くアプリ――修理に出しても再現する不可解な現象に悩まされた奈緒は、霊能力者・間宮響子に相談する。霊視によって明かされたのは、“画面の向こうから覗き返す存在”だった。それは光を媒介に人の視線へ取り憑き、見れば見るほど増殖していくという。ある夜、奈緒はついに無数の顔に埋め尽くされた画面の奥で、自分自身と目が合う。すでに取り返しのつかない領域へ踏み込んでいたのだ。やがて彼女は“向こう側”へと引き込まれ、新たな“覗く側”として現れる。現代社会に潜む逃れられない依存と視線の恐怖を描いた、後戻りできないモダンホラー。
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