概要
樹海は、選んだ人間を忘れない(特別編)
樹海荒らし――遺品を換金する違法な稼業に手を染めて久しい「俺」は、ある日の荒らしから帰宅すると、拾った覚えのない子供の靴が鞄に混入していることに気づく。片方だけの、白い、汚れたスニーカー。サイズは小学校低学年ほど。どう考えても拾った記憶がなかった。
捨てても捨てても、翌朝には玄関に戻ってくる。燃えるゴミに出しても、川に投げ込んでも、百均のケースにテープでぐるぐる巻きにして捨てても、朝になればいつもの向きでいつもの場所に置いてある。五日目からは深夜に廊下から小さな足音が聞こえ始め、眠れない夜が続く。
師匠格のミヤケ先輩に相談すると「塩と一緒に燃やせ」と言われ試みる。炎の色がいつもと違う、解決したかと思った、しかし翌朝また靴が戻ってくる。先輩が直接引き取りに来て処分を試みるも、今度は先輩の家
捨てても捨てても、翌朝には玄関に戻ってくる。燃えるゴミに出しても、川に投げ込んでも、百均のケースにテープでぐるぐる巻きにして捨てても、朝になればいつもの向きでいつもの場所に置いてある。五日目からは深夜に廊下から小さな足音が聞こえ始め、眠れない夜が続く。
師匠格のミヤケ先輩に相談すると「塩と一緒に燃やせ」と言われ試みる。炎の色がいつもと違う、解決したかと思った、しかし翌朝また靴が戻ってくる。先輩が直接引き取りに来て処分を試みるも、今度は先輩の家
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