概要
たとえあなたが獣に変わろうとも。 ――最果ての地より、愛をこめて。
白い雪に閉ざされた最果ての地、ヴァルデリウス領。
政略結婚で嫁いだ先でアナスタシアを待っていたのは、無愛想だが実直な夫・ジュリアンとの、言葉少なで静かな新婚生活だった。
だが、その静かな日々は長く続かなかった。
遠く離れた戦地から届く、夫の不器用な手紙。
ぎこちないやり取りは、二人の距離を少しずつ変えていく。
しかし、ある手紙を最後に便りは途絶えてしまう。
夫の不在、迫りくる飢えと閉ざしの冬。
アナスタシアは工房を切り盛りしながら、自ら「彩雲色の糸」を紡ぎ、領地を支える道を選ぶ。
いつか再び、「おかえりなさい」を言うために。
政略結婚で嫁いだ先でアナスタシアを待っていたのは、無愛想だが実直な夫・ジュリアンとの、言葉少なで静かな新婚生活だった。
だが、その静かな日々は長く続かなかった。
遠く離れた戦地から届く、夫の不器用な手紙。
ぎこちないやり取りは、二人の距離を少しずつ変えていく。
しかし、ある手紙を最後に便りは途絶えてしまう。
夫の不在、迫りくる飢えと閉ざしの冬。
アナスタシアは工房を切り盛りしながら、自ら「彩雲色の糸」を紡ぎ、領地を支える道を選ぶ。
いつか再び、「おかえりなさい」を言うために。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!きんと冷えた冬の空気と戦場の砂埃と油のにおい
29万字完結お疲れさまでした!
以前から他サイト作品を楽しく読ませていただいていたので、今回の長編も最後まで読ませていただきました。
ここまで長い物語を完結まで見届けられて感慨深いです。余韻も深い!
登場人物同士の関係性や物語全体の雰囲気が綿密に作られていて、とても素晴らしい作品でした。
糸作りの描写もとても印象的でした。知らないことばかりで「へー!」と思いながら興味深く読んでいました。その土地ならではの生活や文化が丁寧に描かれていて、厚みのある世界観が素敵でした。
手紙のやり取りで少しずつ関係が深まっていく流れ、直接会えない時間があるからこその距離感がじれったくて最高でした。
…続きを読む