概要
借りものの名で紛れ込んだはずが、令嬢の外野ではいられなくなっていた。
寝る前に飲み物を買いに出た青年・直哉は、気づけば白い石造りの回廊に立っていた。見知らぬ青年シオンに拾われ、なぜか“ノア・フェルネス”という借りものの名を与えられたまま、王立学院で目立たない名家の傍系として振る舞うことになる。しかも境を越えたせいか、言葉には妙な制約までかかっていた。うまく否定もできないまま学院に紛れ込んだ先で出会ったのは、婚約騒動の渦中にいて“わがまま令嬢”と噂される少女。けれど彼女は、噂ほど勝手な人には見えなかった。
誰も悪意の顔をしていないのに、目立たないところから少しずつ切り分けられていくものがある。外野のままでいたいのに、借りものの名のまま、少しずつその騒動の中へ引きずり込まれていく。
第1章「借りものの名で、きみの側へ」完結済。
誰も悪意の顔をしていないのに、目立たないところから少しずつ切り分けられていくものがある。外野のままでいたいのに、借りものの名のまま、少しずつその騒動の中へ引きずり込まれていく。
第1章「借りものの名で、きみの側へ」完結済。
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