概要
十年越しの初恋は執着という名の呪いでしょうか?
【私を置いてあなたは去った。私はこんなに苦しいのにあなたは帰って来ない。あなたが私を望むとき、私はあなたに呪いをかけよう。】――そんな物騒な初代国王の手記の存在など知らないまま、私は今日も彼女の温室を訪れる。彼女は『東の魔女』。魔法は使えない。クールでリアリストな彼女に、私は幼い頃からずっと引き返せないほど恋をしている。なかなか縮まらない距離に試行錯誤する日々。逃げたい魔女と、捕まえたい王子。すれ違い続けた二人が辿り着く、甘くて必死な、幸福な結末への物語。
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