神話の暗号がほどけるとき、邪馬台国は“高天原”へ姿を現す

邪馬台国はどこにあったのか──
その問いに、考古学だけでは届かない領域がある。

本作は、古社に残る伝承、社家の秘録、そして『神功皇后の謎』をはじめとする膨大な史料を横断し、神話に散りばめられた“暗号”を一つずつ読み解いていく壮大な歴史ミステリーだ。

浦島太郎、天女の羽衣、かぐや姫。
誰もが知る物語が、神々の歴史へと繋がる伏線だったとしたら──
天照、卑弥呼、神功皇后。
彼女たちが歴史から消されなければならなかった理由が、物語の進行とともに輪郭を持ち始める。

毎夜悪夢にうなされる弥沙の前に現れた白猫・ハル。
導かれるまま辿り着いたのは、正史から消された“日本神話の現場”。
夢の青年が「久しぶり」と微笑んだ意味、『高良玉垂宮神秘書』に秘められた記憶──
それらが一つの線で結ばれたとき、読者は歴史観の転覆を体験する。

神話が隠し、歴史が恐れた真実の愛の記録。
神功皇后推しの著者が、現地を歩き、文献を読み解き、独自の歴史解釈を物語として再構築した渾身の一作。
“二柱の天照”というタイトルが示す意味に気づいた瞬間、あなたの中の日本史は静かに書き換わる。

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