概要
わたしのなかには、時間帯で切り分けられた三つの人格がある。
朝と夜と昼間。時間帯で切り分けた三つの人格を保有する路花。ある日、登校すると担任教師からすぐに外に出るようにと促され、その後全校集会が開かれる。理由は校舎の壁に落書きをされたさらという陳腐なものだったが、学校側は事態を重く受け止めていた。その書かれていた文章から攻撃的なニュアンスを感じとれたからだ。更には路花の教室内には目玉に花を突き刺された魚まで置かれ、校内は壮絶とする。路花はクラスメイト達から真っ先に犯人だと指をさされたが必死に否定する。一体誰がやったのか。全ての謎が明らかになる時、悲しみと苦しみで満ちた路花の生きる世界に、救いの雨が降る。