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概要
「長生きしてね」と言われた祖母は、本当に生き続けた
祖母は90歳の誕生日に、家族から祝われた。
「長生きしてね」
100歳の誕生日にも言われた。
110歳の誕生日にも言われた。
祖母は死ななかった。
120歳。150歳。そして173歳。
身体は衰え、意思疎通もできない。
それでも祖母は生き続ける。
介護費用は膨れ上がり、家族は疲弊していく。
やがてニュースは祖母を取り上げた。
宗教団体は神と呼び、政治家は国家の象徴と呼び、研究者は実験対象と呼んだ。
そして家族は、誰も「長生きしてね」と言わなくなった。
「長生きしてね」
100歳の誕生日にも言われた。
110歳の誕生日にも言われた。
祖母は死ななかった。
120歳。150歳。そして173歳。
身体は衰え、意思疎通もできない。
それでも祖母は生き続ける。
介護費用は膨れ上がり、家族は疲弊していく。
やがてニュースは祖母を取り上げた。
宗教団体は神と呼び、政治家は国家の象徴と呼び、研究者は実験対象と呼んだ。
そして家族は、誰も「長生きしてね」と言わなくなった。
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