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概要
故郷の村に古くから伝わる花見の時期に起こる怪異。今年もまた一人、消えた
生まれた村では、毎年、桜の時期になると、住民総出の花見が催された。古い時代に建立された、小さな祠を持つ「太郎神社」の裏手から、小高い山を登ったてっぺんにある、大きな一本桜の下に、大人も子供もうち揃い、飲め歌えやのどんちゃん騒ぎ。しかし、宴が果て全員が下山してしまった翌日に、必ず信じがたい怪異が起こるのだ。そして、その不思議を認識できるのは、なぜか私だけであり、家族も含めた他の者たちは、まったく普段と変わらぬ暮らしを続けている。村を出て他所で働いていた私は、何かに導かれるように帰郷することに。久しぶりに母校の恩師に再会した時、何の気なしに村の祭りについて聞いてみると、彼は祭りにまつわる実に驚くべき真実を語り出すのであった。
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