概要
極寒公爵を娶って魔王を倒します!
マリアは王国のモレッティ子爵という貴族家に末娘として生まれ、黒髪であったがゆえ不幸を招く呪いの子だと生まれた時から別館で隔離されて過ごしていた。
質素な食事により細く小さな体。
日中は部屋に積み上げらえている本を読むことだけで時間をつぶす。室内にある数百冊の本はすでに何度か読んだ者ばかりだった。それでも時間を持て余したマリアは気に入った本を何度も読み漁った。
ここ数年は時事関連の読み物を定期的に使いされていたが、何度も読み返すほど暇を持て余していた。
マリアが15才の誕生日の日、初めて父である子爵に呼び出され執務室までやってきた。入り口に立つと執事長が顔を顰めながらのお出迎え。
ドアを開けると無表情な子爵から「帝国の公爵家に嫁がせてやる」と伝えられた。
話はそれだけ。すぐ
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