概要
荒廃していく世界で、僕はあの頃のままの君と出会った。
突如現れ世界を混沌に陥れた存在、チョウキリ。秩序や法が乱れ、暴行が流行ってしまった世の中を模範的に生きる生物研究者の男――横山は、ある春の日、大学時代の同級生――池田と偶然の再会を果たす。二人が命からがら駆け込んだ定食屋で交わされる、絶妙に噛み合わない会話。平穏なはずの状況でも浮かんでくる、対処のしようがない不安。そんな極限状態の中、店のテレビではチョウキリに関する緊急報道が放送され始め――
知人たちと行った「最初と最後の文を固定して執筆する」という企画の作品です。
知人たちと行った「最初と最後の文を固定して執筆する」という企画の作品です。