概要
未踏の歴史、未踏の史書
架空歴史。
一見すればそれはライトノベルファンタジーである。
しかしながら、架空でありながら歴史、まだ自分が知らない世界のどこかの国の歴史であると誤認されるような、そんな水準。政治変遷史の年表推移的なものでなく、文化や、その架空の歴史の当代の時代性のような息吹の錯綜を盛り込んだ、そういう誤認。
その先に存在するだろう、架空であることの可能性と、歴史実感をもたらす法則性や普遍性の反映。
実際にこの作品がどこまで夢に近づけるかはわからない。だけれども、目指すところをキャッチーに語るならば、この作品は、見た目軽自動車のくせに300馬力のターボエンジンをぶっこんだ、ラグジュアリーなインテリアの、かっ飛びアホ車である。とんでもねえスキール音でやったるぜ。
一見すればそれはライトノベルファンタジーである。
しかしながら、架空でありながら歴史、まだ自分が知らない世界のどこかの国の歴史であると誤認されるような、そんな水準。政治変遷史の年表推移的なものでなく、文化や、その架空の歴史の当代の時代性のような息吹の錯綜を盛り込んだ、そういう誤認。
その先に存在するだろう、架空であることの可能性と、歴史実感をもたらす法則性や普遍性の反映。
実際にこの作品がどこまで夢に近づけるかはわからない。だけれども、目指すところをキャッチーに語るならば、この作品は、見た目軽自動車のくせに300馬力のターボエンジンをぶっこんだ、ラグジュアリーなインテリアの、かっ飛びアホ車である。とんでもねえスキール音でやったるぜ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!土地が戦争を見下ろす――神話的視座と現実政治が交差する重厚戦記
この物語、まず驚かされるのは「語り手が土地」であることです。
赤い荒れ地・トハは、人間の戦争を上から見下ろし、「人なんてその程度のものだ」と冷ややかに眺めている。これはすごく新しい視点で、神話的なニュアンスが感じられました。
とはいえ、難解な神話っぽさだけで押してくるわけではありません。トハは未来を知りながらも、ある“運命の子”を前にして、ほんの少し感情を動かしてしまう。
人間側に視点が移ると、描かれるのはかなり現実的な戦争準備。
瑛国の宰相アルダンは、楽観論にも悲観論にも苛立ちながら、情報公開や兵站、財政といった地味な仕事をひたすら積み上げています。英雄が剣を振るう前に、こういう人…続きを読む