生活に溶け込む
小野ゲルバナ
生活に溶け込む
生きて生きて生きていくほどどうなる 忘れたらまた 思い出すかな
祈るようにつり革を掴む僕は未来について膝と笑った
毎日からあと一歩だけ踏み外す 冷たいレール眩しい光
僕らには駅のホームはアウェイだね 四葉の前はハズレだもんね
俺が動く影が動く ついてくる 大きい影はあしたを呼ぶ
玄関の偽物の犬は僕にだけ 世界を変えろと話しかける
端の席意味無い言葉で笑わせたい 笑ってくれたら意味を持つから
黒板の小さく見えない丸文字は 君を愛す十分な理由
机からはみでていた健康だより くしゃくしゃじゃん 恥ずかしくない
足の爪あの日の泥が無くなって 忘れないけどもう秋らしい
生活に溶け込む 小野ゲルバナ @feeeefew
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