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- ★★★ Excellent!!!つい自分の本棚に視線が向いてしまう……本好きにはたまらない恐怖の物語!
本棚に入れた、好きな作家の代表作。
その本が落ちた時、その作家は死ぬ……本と現代作家を愛する方々にとって、これ以上の恐怖は無いと思います。
私もまた、本作を読了後、自分の部屋にある本棚に視線を向けざるを得ませんでした。
そして、つい想像してしまうのです。
何かの拍子に、この本の中の一冊が「ばさり……」と床に落ちてしまったら――。
思わず、ゾっとしてしまいました!
しかしながら、私の本棚に並んだ著書の作家は、すでに鬼籍に入られた方々がほとんど。
もしも仮に、私の持つ本棚が死を知らせるものだとしても、すでに亡くなっているならば関係はあるまい……と安堵しておりましたが、並んだ本の中に、現代作家の…続きを読む - ★★★ Excellent!!!本が落ちれば──本棚をめぐる静かなる怪談
大学時代に出会った先輩が持つ一つの「本棚」。
それはただの本棚ではなく――「本が落ちれば、その作者が死ぬ」という呪われた棚だった。
本を愛するがゆえに、死を呼び込んでしまう。 この矛盾と絶望。 そして語り手は、その秘密を共有してしまった立場の戸惑い。
小手先の派手な恐怖描写ではなく、読めば読むほど背筋が冷えていく筆力。
本好きなら誰しも、書棚に愛着を持ち、作品に敬意を抱く。
だからこそ「死神の本棚」という発想が生々しく迫ってくる。
日常と地続きの怪異。 静かに、しかし確実に死を告げる本棚の存在は、読み終えてからも長く心に影を落とすだろう。
本を読むことを愛するすべての人にこそ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!読者からすると年に一度ペースは、損失過ぎるホラー
その本棚から落ちると、作者が死ぬ。
本棚に入っているのは、持ち主が選んだその作者の代表作一冊。
代表作といえるものを持っているしっかり作品に向き合っている貴重なクリエイターを年に、一人。
……………………、今すぐ必要とされるのは斧とではあるまいか?
他の創作者が生まれても、独自の失われた世界は代替つかないのだが!?
収納のために生まれたなら、収蔵品の作者のために命脈保つくらい心意気見せろ!?
読者の敵に破壊精神が湧くホラーです。
(嘘です。作品自体はとても美しいホラーです)
いくつか作品を拝見させてもらっていますが、
視点なのか言葉の捨取の塩梅なのか、
とても読み心地がよくておす…続きを読む