㊙︎ファイル ~初期設定集〜

こんにちは、黒猫。です。

小説のファイルを整理していたところ、昔書いた「めぐり逢ひて」の設定集が出てきました。

「めぐり逢ひて —大正怪異奇憚─」の原型となる設定ですね。

折角ですので、皆さんにご紹介します。

どうぞご覧ください!



「めぐり逢ひて —令和陰陽師と奇譚—」


【あらすじ】


陰陽師(おんみょうじ)。それは、古代中国を起源とする陰陽五行思想に基づいた陰陽術を行う者を指す。

今から千年前の日本で、安倍晴明(あべのせいめい)や蘆屋道満(あしやどうまん)らにより陰陽道は大きく発展し広く影響を与えた。彼らは人々を脅かす妖怪、鬼、幽霊などを退治し日本の平和を保ち続け、次第になくてはならない存在となっていった。

しかし、約百四十年前に政府が陰陽道を迷信とし断じられたことで陰陽道は排除されるようになり、多くいた陰陽師が激減した。

その中で、安倍晴明の子孫の家系『土御門(つちみかど)家』と分家の『倉橋家』や蘆屋道満の子孫の家系『芦屋(あしや)家』によって現代まで密かに受け継がれ、人々の平和を守り続けている。

以後の話は、ごく普通の女子中学生の上山葵(かみやまあおい)が令和の女性陰陽師且つ中学生の倉橋神久夜(かぐや)と出会い、様々な経験を通し成長する物語である。


〜黒猫。のコメント〜

一言で言うなら、「めぐり逢ひて —大正怪異奇譚—」の現代日本版。元々、犬夜叉の現代版を書きたかったので、舞台が現代日本だったのです。

陰陽師が出てきているのは『MAO』に影響です。


【登場キャラ】


★倉橋神久夜(くらはしかぐや)


14歳の中学生 陰陽師の見習い

上山葵とは姉妹で姉

努力家

真矢の指導の元、一人前の陰陽師を目指している


髪型:ポニーテール 下ろすとストレートロングヘアになる

髪色:黒

イメージカラー:緋褪色

趣味:習っている合気道

特技:運動全般

苦手:辛い料理

戦い方:怪異に対しては術式や薙刀、人間に対しては合気道


★上山葵(かみやまあおい)


14歳 中学生

倉橋神久夜とは姉妹で妹

お人好しな性格

幼少期、体が弱かった

中学生になって神久夜と出会い、一人前の陰陽師を目指す神久夜を手伝うようになる


髪型:ボブヘア

髪色:茶

イメージカラー:群青色

趣味:音楽を聴く

特技:わからない

苦手なこと:運動全般 特に走ること

モデル:特になし 強いて言うなら、『半妖の夜叉姫』のとわ

クールな神久夜と対照的な性格を目指している


★土御門真矢(つちみかどまや)


30歳前後?の陰陽師

半妖

土御門家の当主

白俐とは家族同然

掴みどころがなく、交友関係が広い

現在、最も強い陰陽師 最大で5体の式神を使用可能


髪型:セミディアムで後ろ髪を結んでいる

髪の色:黒茶

目の色:灰色

イメージカラー:藤色

趣味:白利を愛でること

特技:料理や機械の操作

苦手なこと:特になし

モデル:『犬夜叉』の弥勒


★白俐(はくり)


約400歳の白狐(神社に祀られている神)と猫又のハーフ

温厚な性格


髪型:ミディアムヘア

髪色:白

イメージカラー:白色

趣味:散歩

特技:お手玉

苦手:機械の操作や暑い場所

モデル:『犬夜叉』の雲母


★蘆屋夜露(あしやよつゆ)


17歳の高校生

蘆屋家の現当主

謙虚で真面目

真矢の指導により、真矢の次に強い陰陽師となった


髪型:ミディアムをハーフアップに

髪色:焦茶

イメージカラー:千草色

趣味:読書

苦手:セロリ、パクチー

モデル:なし


★佐伯菖蒲(さえきあやめ)


24歳の巫女

面倒見が良い

両親は厳島神社の神主

学生時代は弓道部に所属


髪型:セミロング

髪色:赤茶

イメージカラー:黄朽葉色

趣味:スイーツの食べ歩き 洋服選び

特技:その人に似合った洋服を選ぶ

苦手:虫、熱い食べ物

モデル:『犬夜叉』桔梗(巫女の設定)、『ゴーストハント』の綾子(性格、口調)


★葉澄柑菜(はすみかんな)


真矢の元カノ

菖蒲の親友


★黒椿(くろつばき)


20歳前後の見た目をした神久夜の式神

椿が描かれた着物を着ており、黒椿の簪をしている

腹黒い性格


髪型:セミロングを編み込みハーフアップに

髪色:薄茶

イメージカラー:黒

趣味:真矢様とのデート

特技:主様(神久夜)を言い包めること 神久夜は黒椿の主だが、何故か頭が上がらない

苦手:菖蒲

モデル:『結界師の一輪華』の雅


〜黒猫。のコメント〜

「めぐり逢ひて —令和陰陽師と奇譚—」は総勢8人。

最初に葵と神久夜を登場させ、真矢と白俐、黒椿、中盤から夜露、菖蒲、柑菜と徐々にキャラを登場させる予定でした。

ですが、キャラ数があまりにも多すぎることを周りに指摘され、なくなく特にお気に入りの真矢と白俐に絞りました。

「めぐり逢ひて —大正怪異奇譚—」で陰陽師の設定がなくなったのは、「怪異」や「半妖」以外に「陰陽師」の設定があると、情報が過多で読者を混乱させることになると思ったからです。

真矢と白俐は名字や種族はかなりコロコロ変わっていたのですが、性格はほとんど変わっていません。

「めぐり逢ひて —令和陰陽師と奇譚—」ではざっくりとしていた人物像が、「めぐり逢ひて —大正怪異奇譚—」ではかなり明確になってはいます。

「めぐり逢ひて —令和陰陽師と奇譚—」のキャラの中で、「めぐり逢ひて —大正怪異奇譚—」に今後登場予定のキャラが一人だけいます。

それは菖蒲です。

真矢の協力者の巫女さんとして登場させる予定です。

菖蒲以外のキャラは登場させる機会がないため、完全に没キャラになります。

「めぐり逢ひて —大正怪異奇譚—」のモブキャラの名前に使ってあげようとは思っています。



いかがだったでしょうか?

改めて見返してみると、こういう設定にしていたな懐かしさを感じました。

そして、「めぐり逢ひて —大正怪異奇譚—」の第二作目の執筆予定を予定しています。

現在、構想を考えているところです。

完成次第、公開予定ですので楽しみにしていただけたら幸いです。

それでは、adieu!

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めぐり逢ひて —大正怪異奇譚— @kuro_neko0726

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