スポ根
クライングフリーマン
スポ根
スポ根
======== この物語はあくまでもノンフィクションです =========
多分、昭和後期生まれの人でも、「うろ覚え」程度のこと。
令和生まれの人に至っては、「ああ。アスファルト破って生えてくる大根ね。」みたいな感じかな。
私が中学の頃だから、やはり半世紀以上前か。
ドラマでは、「柔道〇直線」「サインは〇」、アニメでは「アタ〇クNo.1」「エースをねらえ!」などなど。
今ではあり得ない努力をして、「奇跡」を起こす夢物語。
後年の「スチュワーデス物語」等も、これに類するのだろうか?
今では、「お笑いネタ」として特撮のエピソードなんかに利用されてはいるが。
自慢じゃ無いが、と言うより、はっきり黒歴史だが、中学の時、一時に20人も入部した剣道部に、私も入部した。
私は、挫折した。根性が無かったのである。後に、あの半年間は「体格作り」に役だったと感謝しているが、とにかくキツかった。
中学の近くの池の周囲4キロをランニング。小休止を兼ねて池の前のお寺の境内で柔軟体操。そして、上り坂を上って中学に到着。
そして、正座をして発声練習。全部先輩の「しごき」。
発生練習が終ってから、講堂で竹刀を使って、自主練習。
級を決める試験は強制的に受けさせられる。
無論、不合格。
三年生の部長が引退して、同級生(1年生)の部長に交替したのを機に退部した。
病気を理由にしたし(当時、慢性副鼻腔炎だった)、部長が同級生だったことで、すんなり受け入れられた。
普通は、「説諭」である。
だが、所謂「イジメ」「虐待」は、剣道部でも、他の運動部でも見かけられなかった。
「引きこもり」する生徒はいたが、イジメ」「虐待」では無かった。
でも、(今でもあるが)天然なのに「毛染めしている」という教師からの「行きすぎた行為」はあった。
同級生の彼女は、「ハーフなだけなのに」と言っていた。
やがて、彼女は中退し、同情して付き合った男子と結婚した。
無論、その男子も中退だ。
今でも、不良や行きすぎた生徒はいるが、教師の「行きすぎた行為」は、なかなか認めようとしない。
PTAからの追求に、退職しても、他の自治体で再就職して、同じように「行きすぎた行為」をする。
私は今でも、教職員の「活動」は、教育とは程遠いものだと思っている。
先日、高校野球出場高校で不祥事があって、途中から「不出場」があった。
もう昔の「スポ根」とは違う世界である。
練習・稽古の区切りまで「水を我慢」の時代ではない。
国民の審判が降りても引退しない、誰かさんとあの高校の自称指導者達とは、共通点がある。「自分の理屈しかない」という共通点だ。
厭世の私だから、好き勝手に言っている。
でも、自称コメンテーターよりは、マシだと思っている。
―完―
スポ根 クライングフリーマン @dansan01
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます