概要
相沢 レイラ。
ある日、彼女はライブ中に
ある疑問を感じた。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あと少しだけ、このラストノートを……。
1/fゆらぎって、確か、ドリカムのボーカルの人とか、
歌ってる時のビートたけしさんが出せるというアレでしたよね。
食堂と、名曲の名前をつなぎ合わせた式神。相沢レイラ。
そして、彼女を眷属とする陰陽師、加茂。
加茂が指を鳴らせば、レイラは式札に戻る。
レイラは、アーティストの最高峰、ドームでライブをしており、
そこで人間たちの邪気を祓うそうだ。
そして……やがて彼女には、さらに重たい運命が待ち受けていた。
とまあ、このようなお話ですが、
このお話を賛美するのは、他の先生がされております。
私はまた、別の角度からこの物語……というより、宮本先生の文学というものを語ってみます…続きを読む - ★★★ Excellent!!!二人ともおいしそうによく食べます。食べることが楽しそうです。
レイラちゃんは、アイドル。そして、マネージャーの加茂さん。
加茂さんの式神であるレイラちゃんと陰陽師の加茂さんのテンポのいいやり取りがとても面白く、二人の仲の良さがよく分かります。
二人ともよく飲むし食べる。ビールやピザを食べたりとどれだけ美味しいものを知っているのか。読んでいてお腹が空いてきます。
そして、加茂さんが指をパチンと鳴らせば、式神は消えてしまう。
読んでいくうちに加茂さんがとてもかっこいいし、さすが、アイドルレイラちゃん、歌の力ってすごいんだと思います。
勢いあるかっこいい二人のやり取りをぜひ、ご堪能いただければ。
お薦めいたします。 - ★★★ Excellent!!!平安より受け継がれし秘めたる意思
アイドルのレイラとマネージャーの加茂さんが織りなす人情譚です。
ふたりは式神とそれを使役する陰陽師の関係。
ひとたびパチンと指を鳴らせば、式札へとひらりと委ねる存在。
お酒やごはんをともに、泣いたり、笑ったりと人情味あふれる間柄なのですが、ふたりの掛け合いが睦まじいほど、ほのかに秘める哀愁が鳴りを潜めるのです。
そんな楽しい時間のさなか、加茂さんの身体に異変が……
音なしの透度の響き。
長く生き過ぎた先にみつめる明滅たる己の定め。
感情が交錯する中、ついにその時が来てしまうのです。
レイラに事実を明かす加茂さん。
鳴き縋るレイラ。
涙に理性で諭す彼。
彼女は彼の意思を受け継ぎ、
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!加茂とレイラ、お酒を片手に語り尽くします!
宮本様の短編作品『アイドル』にて登場したチーフマネージャー・加茂と最強のアイドル・相沢レイラの二人が、ライブ終わりに軽い打ち上げを開きます。
冷たい缶ビールに、ビーフジャーキーやピザ、焼き鳥、漬けにんにく……ああ、蒸し暑い夜に読むのは危険でございます!なんという飯テロ!
そして、飲みながら交わされる会話から、陰陽師と式神ということ以外は謎めいたままだった二人の正体が明らかに!?
可愛いさ全開のレイラ、そしてクールな加茂のやり取りには、笑いと癒やしをいただきました!
さらには、クセの強い悪霊とのバトルも!
癒やしと笑いと飯テロと、ほんの少しの寂しさ……本作を読むだけで心が色んな感情に満た…続きを読む - ★★★ Excellent!!!人間ではないからこそ、より人間らしい。この『人生讃歌』を応援したくなる
この生活臭さ、そして人間臭さが本当に愛おしい。
主人公の『レイラ』は究極で完璧なアイドル、という某歌詞が似合いそうな存在です。
彼女のパフォーマンスには世の中の『穢れ』を浄化する力さえ備わっている。
そんな彼女の正体は人間ではなく、陰陽時の賀茂が使役する「式神」となっている。
指をパチンと鳴らせば術が解け、もともとの媒体となった紙などに変わってしまう。
そんな「虚構」であり「創造物」に過ぎないような彼女。
でも、そんなレイラと賀茂のやり取りは、実に人間臭く、同時に生活臭くもある。
毎日の食事へのこだわり。式神だって食事をするし、美味しいごはんを食べれば感動もする。そ…続きを読む