概要
でも、ハートや星は大歓迎です(笑)
解説が必要なものにはつけてます。
巨乳短歌とか考えてみたけど生まれませんでした(笑)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!普段コンクリートに囲まれた生活をされている方には、きっと刺さる。
この歌集は全十首、すべてが「夏の庭」をテーマに詠まれています。私は、元々ほどほどの田舎に住んでいましたが、都会に移り住んでから長い年月が経ちます。そんな私の心に、かつての記憶を呼び起こすような夏の匂いが漂う作品でした。
「隣の芝生は青い」といいますが、夏の庭に息づく生命を賛美する歌の裏には、あまり目に入れたくない雑草がはびこっていることでしょう。それでも、どうしようもなく憧れてしまう情景がそこにあります。
自然への深い思い入れがあり、普段コンクリートに囲まれて暮らす方には、きっと胸に響く歌集だと思います。 - ★★★ Excellent!!!生命力がひたすら雑多に溢れ返る。これぞ夏の特徴! 夏の魅力!
夏の情感をたっぷり味わえる、まさに「生き生きとしたお庭」のイメージに溢れた作品です。
「夏の庭」。柑橘系のシークヮーサーなどが実る他、胡瓜によるグリーンカーテン。
そして襲い来るバタフライとその幼虫たち。
夏ならではの「生命力」に溢れきった情景。柑橘系のみずみずしさ、緑が青々とした感じ。
色合いの美しさがある一方で、「アオムシたちが元気になった作物を食い荒らす」、「植物の蔓が伸びまくって収拾がつきづらくなる」などの、「生命の厄介さ」も同時に出現。
この雑多さ。このやたらと生命力が溢れ返る感じ。これぞ夏だよ、と強く思わされます。
植物や庭を通し、「夏」という季節を詠んだ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!暑い日は頭にオニヤンマを。雨の日は瓶の水汲みを。
オトコノココンテンツ、もしくは、イケメン文学でお馴染みの七月先生が短歌を書いたというのでお邪魔させていただきました。
これがね!! 一瞬誰が書いたんだろう!? と作家先生を確認してしまいましたよ。
ものすごく純朴で、牧歌的と申しますか……
ゴッホの絵のような、優しい彩りだったのでね。
短い文章でも、絵がちゃんと浮かぶのだから、
短歌もいいなと思いましたよ。
私には絶対に無理な芸当ですが……。
この庭では、夏を感じさせる鮮やかな『色』があります。
コキアの赤や緑。
鉢の黄色。
そして水色。
短い時間ではございますが、皆様も是非、浸ってみてはいかがでしょう?
ご一読を。