明治の時代の雰囲気が実に良く描かれており、大変イメージがよく膨らみます。
言葉の言い回しが実に浪漫に溢れて、当時らしいのですよね。
おかげで、落ち着いた雰囲気の二人の恋路が、実に情緒深く浮かび上がってきました。
そして、お洒落なカフェーにピッタリの、甘くておいしいお菓子!
これがまた実に丁寧に調理工程が描かれていて、かつおいしそうに描かれており、満足感が高い!
そこに二人の共同作業なんて混ぜられたら、はぁーっ、いやはや、こりゃもう、参った……実に甘酸っぱい、これは糖分過多になってしまう!
思えば出会い方としては急ですし、起こった出来事からの日数を数えれば、対外的には二人の距離が恐ろしく早く縮まっているように見えるのです。
しかし、作中でその過程を丁寧に描写しているおかげで、その濃密さがゆっくり積み重ねられていったかのように感じるという、なんとも満足感と説得力がある内容に仕上がっています。
さながら、ぎっしりとベリー類の詰まったパウンドケーキの如く、といったところでしょうか。
それだけに、非常に気になる終わり方をされていて、大変続きが気になります。
実に満足感の高い甘い明治の香り、あなたも是非味わってみませんか。
初めて読んだときから、この物語はどこか特別でした!
丁寧に紡がれる描写は、まるで柔らかな光に包まれているようで、ページをめくるたびに胸の奥がゆっくりと温まっていきます。
喫茶店を舞台にした穏やかな日々は、癒しそのもの。
だけどそれだけじゃなくて、登場人物たちが抱える過去や想いがしっかりと描かれていて、読み進めるほど心が惹き込まれていきました!
主人公の優しさ、相手を想う気持ちのまっすぐさがとても綺麗で、読んでいるこちらまで優しい気持ちになってしまうんですよ!
静かな時間の中に、確かに息づく奇跡のような瞬間。
切なさと希望が絶妙なバランスで描かれていて、涙ぐむ場面もあれば、頬笑みがこぼれてしまう場面も。
まるで春風のように、柔らかく心を撫でてくれる物語でした!
登場する妖たちも個性豊かで、ファンタジー要素が程よく溶け込んでいて、どこか懐かしく幻想的な世界観も魅力です!
読後には、優しい気分になっているはずです(๑•̀ㅂ•́)و✧
恋愛ファンタジーが好きな方はもちろん、穏やかな物語を求めている方にもぴったりです!
ぜひ、ご一読の方をよろしくお願いいたします✨
普通じゃないふたりが、心を通わせていく――🗾💞
『半妖の若君は異国の花を愛でる』は、明治時代の帝都を舞台に、異邦人の少女と半妖の若君が契約結婚を通して心を通わせていく、優しさと切なさが織りなす和風恋愛ファンタジーです📖✨
物語は、妖たちとの交流、美味しいスイーツ、そして少しずつ育まれる恋心を通して、“違いを受け入れることの尊さ”と“心の居場所を見つける奇跡”を描いていきます🕊️🌸
みんと🐾先生の筆致は、柔らかく繊細で、明治の風情と幻想が美しく融合🏯📜
スイーツ描写は目にも舌にも甘く、登場人物たちのやり取りには優しさとユーモアが溢れています🍮🧙♀️
甘くて優しい喫茶恋愛譚に、ぜひ癒されてください🦊🍰💘
魔法が使えないことで馬鹿にされてきたヒロインは、はるばる海を越えて外国から日本にやってきました。
日本では、魔法が一般的でないから、日本のホテルでパティシエとして働いたらいい、とすすめられたからです。
でもそれはひどい意地悪で、告げられた住所も嘘っぱち。ホテルなんてありませんでした。
途方にくれるヒロイン。
そこでたまたま知り合った、美青年、璃玖(りく)。
彼は優しい人で、余命が短く、夢だった喫茶店を開くために、料理を作ってくれる人を探していた………。
契約結婚、和風ファンタジー!
おいしそうなスイーツもたくさんでてきます。
璃玖さんの優しい人柄にも癒やされますし、恋のあまあま、きゅんも存分に楽しめます。
おすすめですよ!
ぜひ、ご一読を!
こんなに可愛らしい妖ならば、ぜひ、会ってみたい。
文明開化より、はるばる海を越えて帝国へとやって来た異邦人、オルキデアさん。なんと、魔法の家系に生まれましたが、魔力を持たないパティシエでした。
ところがせっかく来たのに、どうやら騙されてしまったようで、国に帰ることができずにいました。そこへ璃玖の名乗る貴族の青年が声をかけます。
ワケアリの二人はそこで契約結婚の約束をするのですが……。
オルキデアさんにもいろんな事情があり、璃玖くんにも複雑な事情がありと欠点だらけの二人ですが、心が美しい二人です。
そして、必死で生きようとする二人がけなげで応援したくなります。
美味しいお菓子と不思議な妖たちが登場し、オルキデアさんと璃玖くんの気持ちにも大きな変化が生まれます。
ぜひ、素敵な二人を共に見届けて頂きたいと思いました。
お薦めいたします。