概要
普通の女子大生がジムニーJB23に乗り異界の扉を開く
関東の大学に通う由井川彩音は、教養学部の2年生になり文化人類学という、どこか遠い世界を覗くような学問に心を惹かれ、そのコースを選択する。そんな彩音の夏休みは、いつもと少し違っていた。実家から電車を乗り継いで向かうのは、昔から慣れ親しんだ田舎町。両親と3歳下の妹と暮らす実家は関東近郊にあり、長期休暇といえば、家族で母方の祖父母の家で過ごすのが恒例だった。だが、今年は妹が大学受験の為、両親も田舎には来ず、彩音だけ来る事になったのだった。
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