概要
失踪した父の正体は…?
天野鏡子は、毎日不思議な夢を見るようになった。それは、夢だ。夢のはずなのに、鮮明に記憶に刻まれている。夢の中には街がある。現実で入っていないはずなのに、365日しかいないはずなのに、何故か懐かしい。そして、動けるのは、街の中の写真で切り取ったような面積だけ。だが、それでも動けるので、鏡子は小さな祠の前に行ってみることにした。小さいのに、異質な存在感を放つ祠を前に鏡思った。なぜ、神の名が書いてある木札の文字を読もうとすると記憶にもやがかかり、文字として見れないのか。
その謎を解く、ゾクッとするミステリー。
その謎を解く、ゾクッとするミステリー。