第16話 ただの喧嘩

「やーっと休憩だ。疲れたなぁ...」

仕事の休憩中、スマホを手に取ると、

「何これ...知らない番号から電話来てる」

見覚えのない番号から、留守電のメッセージが入っていた。

そのメッセージを再生してみると____


「ねぇ...C助くん...どうして出てくれないの...」

「ねぇ...電話に出るかドアを開ける化してくれないと話し合えないでしょ...?」

「早くしないと」

「殺すよ」


「...何これ。間違い電話ってこと?」

「内容が物騒...通報したほうが良いのか?」


留守電の内容を、一緒に休憩に入った先輩に聞いてもらった。

「あれは完全に間違い電話だね」

「それか悪質な悪戯。」

「確かに気分は悪いけど、気にしない方が身の為だよ」

「ですよね...気にしないようにします。先輩に話したら、少し楽になりました」

「そりゃあ良かった。沢山食べて午後も頑張ろう!」


数時間後。


仕事が終わり、再びスマホを手に取ると____

「え...さっきの人からだ」

先ほどと同じ番号から留守電が入っていた。

恐る恐る聞いてみると____


「すみません、番号を間違えていました。ただの喧嘩ですので、お気になさらないで下さい。」


「結局カップルのちょっとした喧嘩ってことかぁ...」

「先輩の言う通り、気にしなくて正解だったかも」


数日後、警察から事情聴取を受けることになった。



















〚 解説 〛

仕事中に見知らぬ番号から留守電が入っており、聞いてみると、女性が脅迫しているような恐ろしい内容でした。先輩のアドバイスもあり、主人公は気に留めないで過ごすことにしますが。バイト終わり、先程の女性から、間違い電話の謝罪メッセージが入っていました。ただの喧嘩と聞き、安心していましたが、数日後、警察から事情聴取を受けることに。留守電を入れた女性は、。警察は、殺人事件の捜査中にスマホの留守電に主人公が入っていたため、事情聴取を依頼したというわけですね。大変なことに巻き込まれてしまいましたね...2度目に留守電を入れたときはもう犯行後であると考えるとゾッとしますね...



書き方変えてみたんですけど...前のほうが良かったりしますかね...?


更新が遅くなり、大変申し訳ございません。これからも遅くなると考えられます。ごめんなさい。

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意味がわかると怖い話 朔舞璃月 @merina0802

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