命を超えた意地。その悲惨と崇高を石塔は黙して語りつづけている。

芸予諸島、鞆の浦や尾道にほど近い小さな島「百貫島」。
その島には、古い石の塔とともに、凄惨で悲しい伝説が伝えられていました。

人の感情とは、いさかいや悲劇を巻き起こすこともあれば、強く気高いものを記憶に刻みつけることもある。
そんな故事を無言で語り伝えながら、石塔は海を見つめて立っているのかも知れません。