概要
これは、『猫』と呼ばれる夢を渡る退魔師たちの物語
【祝!2000pv達成】
夢に巣食う夢魔『鳥』と、夢の世界を駆ける退魔師『猫』と呼ばれる者が秘めやかに存在する世界のお話。
厳しい寒さが残る3月、両親を失った兄妹が辿り着いたのは、雪解け間近の田舎町・月守市(つきもりし)。
緑の瞳を持つ快活な妹・要女(かなめ)と、彼女を深く想う不器用な兄・守(まもる)。
自らの瞳の秘密を追う妹と、妹を守る決意を抱く兄は、無限に広がる夢の世界へ足を踏み入れていく。
これは、兄妹に春が訪れるまでの物語。
夢に巣食う夢魔『鳥』と、夢の世界を駆ける退魔師『猫』と呼ばれる者が秘めやかに存在する世界のお話。
厳しい寒さが残る3月、両親を失った兄妹が辿り着いたのは、雪解け間近の田舎町・月守市(つきもりし)。
緑の瞳を持つ快活な妹・要女(かなめ)と、彼女を深く想う不器用な兄・守(まもる)。
自らの瞳の秘密を追う妹と、妹を守る決意を抱く兄は、無限に広がる夢の世界へ足を踏み入れていく。
これは、兄妹に春が訪れるまでの物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!孤独な兄妹と退魔師【猫】の夢渡り
夢に巣食う【鳥】と呼ばれる夢魔を狩る、退魔師【猫】──彼らは夢を渡り、悩める人々を穏やかな眠りへ誘っていた。
ある日、女子高生:春告 要女(かなめ)と過保護な兄:守は、両親の葬儀後に血縁を頼り引っ越しする。
叔父は、夢を司る神様を祀る神社に勤める神主さん。おかしな夢を見た要女は、相談をもちかけるも──
夢とは、主の記憶や精神状態に左右されるものですが⋯⋯それに至る側面が、現実世界の動きも相まってピースがはまる感覚に、ついつい読む手が止まりません。
人間模様&心の描写が秀悦です。
街の地形や地名にも、一貫した分かりやすさがあります。人の住むどこか懐かしい雰囲気、そこで起きる事に吸い込まれま…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「お兄ちゃんは何時も私を最優先に考えてくれていた、だけど……」
両親を失ってからは、兄・守の過保護が更に酷くなったような気がする。
「遅くまでうろつくんじゃないぞ。迷子になったり変なやつに絡まれたりしたらどうするんだ」
「分かってるよぉ、お兄ちゃんは心配しすぎなんだって」
端から見れば微笑ましい兄妹のやりとりだ。
しかし、兄の守は、妹・要女の『緑の瞳』を心配し、要女にとっては少し息が詰まるような気持ちになる。
(あの冷静なお兄ちゃんが、そんなことになるなんて思いもしなかった)
しかし、運命というものは残酷だ。
要女は四年前と同じ、連日の高熱に苦しみ、夢と現の間でうなされている。
(……また、あの気配がしたらどうしよう)
夢の中で“何か”に呼ば…続きを読む