恋の温度感と夏の空気感を、抒情的に融合した作品です。どの短歌にも、新しい発見があって、読後に世界が少しあたたかみを帯びるように感じました。また、3首目、5首目、8首目の、斬新な直喩表現には目を見張るものがあります。誰も気付かない感覚を、静かに鮮やかに切り取った、セレナーデのような短歌集。推し短歌1首。触れてからわかる温度があるように頷くたびに傷つけ合った
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