魔法使いのあなたへ
安部あわわ
魔法使いのあなたへ
魔法使い君とめぐった家のなか私を勇者にしてくれてた君
残高の異常な減りをなぞった日
魔法の解けた依存症患者をみて君は食を拒絶し
軋むほど命の全部で愛してる だからちゃあんと離れなくっちゃね!
復活の呪文 我が身をかたく抱きしめる加害者として生きられる夏
退院に関する書類、続柄は「夫」。命が錯乱するような日差しで
「大事だよ、立派になって」と君が唱える 私の生の意味をつくる
お母さん、夫、恋人、親友だった だから明日も家族と呼ばせて
最後だし写真撮ろうか 表札をはずした私と笑ってくれる?
バスの中、残る泣き言ただ一つ重いハンカチが鞄に沁みる
贖罪に逃げそうになるでも今を生きる いつでもあなたは私の魔法
魔法使いのあなたへ 安部あわわ @abeawawa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます