概要
愛ってなんだろう
私は流れる雲を見上げた。
夏の匂いがした。
平遊さん自主企画「1000文字以内で【愛】を表現!」参加作品です。
夏の匂いがした。
平遊さん自主企画「1000文字以内で【愛】を表現!」参加作品です。
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- ★★★ Excellent!!!『境界』が曖昧なこの世界で、前を向くため『一つの区切り』をくれたもの
主人公の抱えている哀しみや不安、そしてまた前を向こうと切り替わっていく感じが強く響いてきました。
一つの恋の終わりを経験した彼女。
彼女は「なぜすれ違ったのか」の答えが見えずに葛藤する。彼が悪かったわけではないし、これまでの日々だって幸せだった。なのに、なぜ上手くいかないのか。
明確に、「自分の何かが悪かった」とわかれば気が楽になるし、「相手が悪かった」と嫌いになれれば気が楽になる。
そういうわかりやすい「良し悪し」の境界が存在していれば、きっと気持ちにも区切りがつけやすくて楽に違いない。
でも、そんなものはこの世の中には存在しない。明確な答えも区切りもないまま、ただ漠然…続きを読む