「魔法少女」という人生、あるいは職業に関する一考察

魔法少女。
早ければ小学校の中〜高学年に就業し、ミドルティーン頃を最盛期とし、ハイティーンにて職を辞する……という印象があります。
それは「少女」という語句のもたらす限定性によると推測できるでしょう。


しかし、もしアラサー魔法少女が存在するとしたら。


二十代どん詰まりのベテラン魔法少女・凜音は、その正義感と真摯な職業倫理により十五年に渡り戦い続けています。社会人の仮面の下で世界の平和を守っているのです。
しかし、その戦いは凜音本人にも良い影響を及ぼしていると仮定できます。自分は特別な役割を持っていると信じることにより、自己肯定感がアップされるのです。

その結果として明るく前向きな人格を手に入れた凜音は、女性として円熟の年頃を迎えモテ期の到来を実感することに……。
会社の先輩と、異動してきたスパダリ枠ビジネスマン、二人からの猛アタック。
そして魔法少女のサポートマスコットのはずだった相棒まで挙動不審に。
そんな状況下でも宿敵のアモールと四天王たちの攻撃の手はゆるむことがなく――!

さあどうする魔法少女!
誰を選ぶんだ凜音!
「少女」からの卒業の時はもう、すぐそこに――!!

間もなく完結を迎える物語の結末を、どうぞ皆さんも見守って下さい。

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