概要
それが友達っていうのじゃないのか?
「俺、好きな人ができたかも」
そう言ってきたのは、唯一の友達である赤城晴人。
恋愛経験のない俺は、無理やり赤城晴人の恋愛相談を受けることになった。
その恋愛相談の中で、赤城晴人と俺の関係は──
そう言ってきたのは、唯一の友達である赤城晴人。
恋愛経験のない俺は、無理やり赤城晴人の恋愛相談を受けることになった。
その恋愛相談の中で、赤城晴人と俺の関係は──
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!難しい時期ですよね…高校生 最後のおじさんの言葉は人生のリトマス試験紙
とても丁寧に描かれた青春の一幕だったと思います。
これぐらいの時期って男性も女性もすごく難しくて、それゆえに友情の繊細さとすれ違いがよく起こります。切ないですね。
特に、晴人の心の葛藤と、それに気づけなかった「俺」の後悔は、すごくリアルです。でも私はおばさんなので、リアルに彼が目の前にいたら、晴人に対しては、あなたは自分勝手だと一喝してしまうかもしれません。
ただ、救いなのは、大人の男の人であるフルーツ牛乳おじさん。終盤の銭湯での出会いが未来に希望を与えてくれますし、おじさんの言葉は、この人生において必要なリトマス試験紙のような気がします。
おじさんの言葉、素敵です。