どちらかというと何の気なしにかる〜い気持ちで読めるカクヨムにおいてこんなにもハードで、匂い立つ小説が読めようとは。本を手に取り読んでいるような、僕のいつもの読書の時間に近い、重厚で、躍動を感じられる一作です。
歴史好きマンです。 小学4年生、母に与えられた本から歴史が好きになりました。 中学2年生、同級生の勧めで三国志に出逢いました。 高校1年生、三国志演義にはまり…
派手な事件は起きない。それでもページをめくる手が止まらないのは、言葉の端々に歴史と敗北の重みが沈んでいるからだと思います。本作は、辺境領主の視点から描かれる静かな導入でありながら、会話と所作…続きを読む
ペルシャっぽい国とモンゴル帝国っぽい国のオリエンタルなファンタジー戦記。文章が短く、倒置法も多めですが、私は、小気味よいと感じました。カタコトっぽく見えるのも遠い異国の物語感が出ているのかもしれ…続きを読む
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