二人の天才が辿り着いた真実とは?

“0から1を生み出す天才”と“1を100に実現する天才”──対照的な二人が手を取り、宇宙の謎に挑んでいく姿に引き込まれました。
知性と情熱が交差する会話のやり取りが心地よく、読んでいて胸が高鳴ります。

「宇宙の膨張とは、観測が追いついていなかっただけ」という視点には「たしかにそうなのかもしれない」と唸らされました。
人類の限界と、それを越えた先に広がる“さらなる未知”という構成も余韻があり魅力的です。

科学と物語のバランスが絶妙で、今後のアミラの活躍からも目が離せません。

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