某感染症

はじめまして、企画から来ました。


私は幸い感染せず、身の回りにもほとんどいませんでした。

それゆえに、実体験を元にしたこのお話は、記録の一つとして、
あの頃の現実を追体験するような重みがありました。


どこか遠いニュースのように受け取っていた出来事が、
この物語を通して肌に迫る感覚として伝わってきます。