ぼくらはひとつになる
- ★★★ Excellent!!!
タイトル『I WANNA BE YOUR SLAVE』から始まるこの詩──
シンプルな言葉の往復の中に、「支配」と「従属」が、まるで鏡写しのように交錯していて、とても惹きこまれました。
奴隷でありたい、主人でありたい。
矛盾のようでいて、根底には「ひとつになりたい」という純粋な願いがあって、対等性を求める倒錯のようにも、自己分離から統合への祈りのようにも読めて、奥深いです。
シンプルに読みやすいのに、深淵に触れている気がしました。
大好きなテーマです。素敵な詩をありがとうございました。