歌集全体を通して繋がっている世界観が心地よく、読み返したくなりました。言葉遣いが繊細。
現役高校生です。
詩。歌。物理的な文字として読むのならば、これだけ簡潔なことはない。しかし、そこに込められるのは、簡略されたなんてことは決してなく、凝縮され、還元され、この短歌というものが持つ力、魅力となってい…続きを読む
見えている。聞こえている。香っている。けれど、その情景は外ではなく内に存在している。気配を取りこぼしてはならない。一瞬を見逃してはならない。心象世界に生まれる刹那の煌めきが、言葉と…続きを読む
智慧(アーダス)という名の花から始まる詩の世界。 「こゑなきこゑが胸をたたいた」という一節に、言葉にならない想いが立ち上がる瞬間を見た。 母の背でまどろむ場面では、自分の幼い記憶が重なり…続きを読む
短歌や俳句こそ最も難しい分野だと思っています。何故なら日本語という言葉と情緒を理解出来ていないと書けない分野だからです。書けるだけで素晴らしいのです。
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