第2話
眠れないので、心境吐露の、セラピーの続きを、試みます。
別の短編、書きかけですが、「夢を実現する」というのが、テーマのような、その実はアートセラピーとして小説を書くという話なんですが、ぜひご一読ください。
https://kakuyomu.jp/works/16817330648439231750/episodes/16817330648439337049
精神療法とかの技法の基本というか、中心的なコンセプト?方法論?には似通ったところがあって、結局それは精神の中の葛藤というか、わだかまり?だからいわゆるコンプレックスを、白日の下にさらけ出して、それを言語的な自己表白やらカウンセリングの対話やらで、解きほぐして、葛藤分裂を発展的に解消する…そういうプロセスだと理解できてきた気がする。 精神分析もそうだし、夢の分析もそうだし、その他の質問紙法とかロールシャッハでも、 精神の中にある、しこり? 癌細胞のような、失調を引き起こしている病巣に他ならないこだわりについて意識的になって、病気の意味を理解する、という…
PTSDでも、地震が原因とか、そこが明瞭な場合もあるが、obscure な状態の場合も普通に多いはず。
過去に何らかの外傷体験があって、そのことは口にするのもはばかられて…そういう場合に謎の心的なビョーキの症状に現れて、いろいろなセラピーのセッションのおかげで、隠れていたコンプレックスが雲散霧消されれば、精神的な健康度が増すというわけで、だから、方法論としての自覚があったうえで、オレは日常的にそういう”セルフセラピー”を、実践しているのだ。
具体的に言うと、なにか考えているのは誰でもいつでもどこでも、どうせ同様の現象ですが、そこにどうしても「推敲」「取捨選択」のプロセスが生じる。
「あの子に愛の告白を…」とかちょっと考えかけても、オレの場合は、言葉へのこだわりが強いのか?
「愛」が使いにくいし、「告白」もちょっと抵抗のあるコトバ。
「あの子」も馴れ馴れしい気がしてなんかイヤ。
で、「あの女性に好意をちょっと打ち明けて…」とか別の表現にパラフレーズしたりする。
これはオレの場合に日常なんやが、この時に、「捨象してしまいたくなる」いろんなコトバ、そこにだいたい何らかのコンプレックスがあって、故事来歴みたいなのがそれぞれある。
で、それを解きほぐすのもいいんですが、手っ取り早く、そのコトバ自体を、言語化、発話してしまう…そういう行動そのものが、セラピーセッションみたいな効果を及ぼすのです。
これは経験的な知識というか経験則的に得た知恵で、ずうっと、不断に、普段に、意識的にそういうことを、セラピーを?実践している。
そうすると、なんかカンフル剤みたいな作用を及ぼす感じに、意識の流れとか精神作用が健康的に活力を賦活される感覚になるのです…
だから、葛藤やらこだわり、コンプレックスだらけの頑迷固陋な精神をそうやって柔軟にだんだんと融解、融通無碍にしていこうという発想なんですが、なんとなく効果ある気もする…が、まったくこういうことについてあまりにも無知なので、かねてより尊崇しているHNさんという精神医学者の全集を手に入れて、近日中に読破したいと、もくろんでいる今日この頃です。 オレは勉強家で向学心に富んでいるのであるw
2025年6月10日の日記 夢美瑠瑠 @joeyasushi
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