子猫を可愛がって抱っこした気持ちを、かつての子供へと重ねている一句。その寂しさと嬉しさがじんわりと染みてくる。改めて、自分自身の親にも感謝をしたいと思います。ありがとうございました。
何とも言えない気持ちになりました。私も子供はもう大きくなってしまいました。抱っこするような年ではありません。でも、心の中では、やはり子供はいつまでも子供で猫は、猫的にはもうおばあちゃんなのかもしれませんうちの猫は抱っこはさせてくれないけれどそれでも、子猫をかつて、自分の子供をそうしたように、抱っこしてお外を見せて、慈しんで、そう考えたら涙が出てきてしまいました。たったの31個の文字なのにものすごいストーリーがある素敵な作品です。
お子さんが幼い頃、抱っこしてお外の景色を見せて歩かれたのでしょう。「お空がきれいだね」「ほら、お花が咲いているよ」幼子に美しい世界を見せたくて、歩かれたのではないでしょうか。同じ事を、今は仔猫にする。過ぎ去った子育ての日々を懐かしく、また戻らぬ日々に馳せる思いは少し切なくもあります。慈しんで子育てされた様子が思い浮かびます。
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