「初恋、小学五年生」
咲翔
はじまってからおわるまで
上田くん覚えていますか私だよ今からきみのこと詠むからね
明らかに違っていたんだ友だちに合わせて作った好きな人とは
好きだからなんでもかんでも知りたいの「ここ上田ん
きみの家くもんの帰り道沿いだその四階を見上げ踏むペダル
席替えの神は微笑む追っていた後ろ姿は今日から横顔
ねえ先生もっと増やしてペアワーク
感想会クラスで大河観てるのは私ときみだけだった月曜
たぶんきみ気づいてないでしょ私のさ
三月にきみの転校知った日は「なんかそんな気がしてたよ」と笑う
告白はする気なかった最後の日もしかしてもう、友達だったのかも
「初恋、小学五年生」 咲翔 @sakigake-m
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