咲翔

夢の中で星を食べるお話です。 1000字程度、すぐ読めます。 天の川に溺れる、そんな夜。

　両親を交通事故で亡くし、引っ越しを考えていた高校二年生の久野井花。昔から愛のない冷たい家族環境で育った花は、親戚一同にも「引き取り手が見つかったから」と嘘をつき、一人で生きてい…

高校生、とある青春の一幕。 アオハルと、恋の予感。 ※これはこちらの小説の後日譚ですが、お読みになられていなくても大丈夫です。 『うみのくるしみ』 https://kaku…

【毎日21:00更新】 　小説家志望である高校二年生の「私」――水上詩織。 　スランプが続いていたある日、直木賞を同じ高校生が受賞したというニュースを知り、詩織の心は折れてしまっ…

【カクヨム短歌賞　10首連作部門】 　 　たぶん彼はもう覚えていない。 　私だって偶に思い出すくらい。 　でも偶に思い出しちゃうってことは、やっぱり好きだったんだよね。

　陰陽師――天文や暦を司り、人々の恐れる闇を祓う者。彼らの活躍の最盛期は貴族文化が花開いた平安以降。そして陰陽寮が廃止された今、陰陽師の姿は殆ど見られない。 　――そう、思われ…

　親友の咲良から、ひそかな片思い相手である榎本京介が転校するという噂を聞いた「私」は、彼に思いを伝えることを決意する。もし恋が実っても、実らなくても、榎本くんと会えなくなるのは事…

シリーズ３作目。俺のカレンダーにはまた１つ……いや２つイベントが増えたみたいだ。 「彼女には勝てない」シリーズ（※時系列順ではない） 　【人気者】河瀬美來（かわせ　みくる）…

「だから、なんだ」 緊張しながらも臨んだ県大会。 「だけど、それでも」 諦めたくなかった、夢。 「やっぱり、好きなんだ」 終わってから気づくこと。 青春全部懸けて良かった…

地方大会予選で県優勝校に惨敗を喫したわたしたち。だけど、それでも、あきらめない。三年間やってきたこと、絶対に投げ出したくないんだ。 ――最後の夏が迫る。

わたしちを信じられるのは、わたしたちだけ。 今しかないこの瞬間を、大切に。 勝ちに行くぞ。

「クラスの人気者・河瀬✕陰キャぼっちの極み・俺――エイプリルフールに笑うのはどっちだ！？」 　学年の人気者で、クラスカーストなるものがあるとしたら、おそらくそれすらも超越してし…

　合唱部に所属する主人公「私」。部室に最後まで残っていた私のもとへ、もうすぐ卒業する三年生の星野先輩が訪れる。 　マスクが日常になった世界。 　合唱が避けられてきた時代。 　…

　家族とのお花見の下見をするべく、近所の公園の「さくら広場」に来た僕。そこで出会ったのは……同じ姿かたちの、ドッペルゲンガー！？ 　僕と、もう一人の僕が、桜の木の下でくり広げる…

　明るくて友達多くて人気者な河瀬海來が、何故か陰キャでぼっちな俺に構ってくる。まじで、気の利いた会話ができるんだからさ……周りの目を気にしろよ！ 　お前が話しかけてくるたび、…

「彼女との出会いは突然で、それは蒸し暑いある夏の日だったと記憶している」 　高校二年生の「俺」――宗田太地は、ある夏の日の放課後、謎の美少女と出会う。「サワメ」と名乗る彼女は…

【あらすじ】 「えー、住民の諸君。集まってくれてありがとう。私は〈幽冥の聖騎士〉だ。席が全部埋まっているところを見ると、遅刻者は居ないようだね。うっかりの時間ミスで命を失う人が…

明日へ向かって走り出せ、私たち。

【カクヨム甲子園2024】今年も中間選考突破することができました。応援ありがとうございました！ 　満員電車に揺られて通学する「ぼく」。つまらない日常に嫌気が差していたある日、ぼ…

※ほとんど資料が残っていない歴史上の人物たちが出てきますが、彼らの年齢設定やキャラクターは完全に作者の創作です。 【主な登場人物】 ■犬上御田鍬(いぬかみのみたすき) …舒明天…

高校を卒業した私たちはこれから。

月夜にラブストーリーはいかがですか。

【カクヨム甲子園2023】 　中間選考突破という結果でした。応援ありがとうございました✨