森を遠く離れて

戸松秋茄子

本編

 アレスという人間の青年に出会ったのは、春が訪れて間もない頃のことだった。

 その日、木桶を片手に川に赴いたわたしは、その畔で若い男が倒れていることに気づいた。


 エルフではない。人間の青年だった。


 大丈夫ですか、とわたしは恐る恐る声をかけた。人間を見るのは初めてだった。里は森深くにあり、人間の里からは遠く隔たっているという。わたしは里のエルフの多くがそうであるように、里の外に出たことがない。外の世界のことは何も知らなかった。人間が暮らす街のことも、大陸に点在しているという、他のエルフの里のことも。


「エルフの里か」目を覚ました青年は言った。「こんな場所があるとは……」


 青年は宵闇を思わせる黒髪と、燃えるような赤い瞳の持ち主だった。里にそんな色の持ち主は他にいない。エルフはみな色素が薄く、銀色や金色の髪を持ち、瞳の色は青か緑であることがほとんどだった。

 わたしは少し迷った後、青年を家に連れ帰ることにした。いま思えば、それは軽率な行為だったかもしれない。しかし、放っておくには、彼はあまりに傷だらけで、弱り切っていた。


「ありがとう」簡単な手当の後、青年をベッドに横たえると、彼は謝意を述べた。「俺はアレス。アレス・ヴァン・グレイスだ。君の名は?」

 わたしは名乗った。リリス。ただのリリスだと。

「エルフに会うのは初めてだが……ファミリーネームはないのかい?」

 ファミリーネームというのが何なのか、わたしにはわからなかった。

「そうか。そういうものか」何が可笑しかったのか、アレスは少し微笑んだ。「俺たちは互いの種族のことを何も知らないみたいだ」


 わたしは頷く。そして、彼のために食事を用意することにした。芋とキノコと豆のシチューだ。彼の下に差し出すと、アレスは不思議そうにお椀の中身を眺め、それから用心深く口を付けた。

「優しい味だな」そんな風に料理を評価する者は初めてだった。しかし、口に合わなかったわけではないらしい。ゆっくりながらもスプーンを口に運び、最後にはきれいに平らげた。

「何から何まで世話になりっぱなしだな。何かお礼ができればいいんだが」

 今はそんなことは考えなくていい、とわたしは言った。今のあなたに必要なのは、けがを治すこと。英気を養うことだと。

「はっ、そうだな。こんな死に損ないに返せる恩などないか」彼は自嘲する様に言う。「落ちたものだな、俺も」


 わたしは目の前の青年に興味を持ち始めていた。自分たちエルフとは全く違う、外から来た人間。それも、満身創痍で傷ついた人間だ。よければ、何があったのか教えてほしい。そう、わたしは告げた。

「なるほど。それなら今の俺にもできそうだ」アレスは言った。「そうだな。何から話したものか。エルフの君にどこまで理解してもらえるか」

 アレスはしばし考えを巡らせた。仰向けになり、天井をじっと見つめている。やがて、整理がついたのか、ふたたび口を開いた。

「王、と言えばわかるかな。俺はその第一子で、つまりは第一王子だった」




 きっかけは国全土の大飢饉だったという。悪天候が続いたその年、アレスの国では歴史的な不作を記録し、飢えに喘ぐ国民で溢れたそうだ。下層市民はばたばたと倒れ、市民階級の中では富裕層にあたる商人たちも、己の食料を確保するので必死だった。


「飢えがこんなに苦しいものだとは思わなかったよ」と、アレスは言った。「今になって初めてわかった。そりゃあ、許せないよな。俺みたいに生まれたときから食うに困ったことのない奴のことは」


 飢えはやがてそのまま上流階級への不満となった。「食うに困ったことのない奴」らへの不満だ。怒り、憎しみ。このまま自分たちで食料の奪い合いを続けたところでじり貧だと気付いた市民たちは、上流階級の打破を画策するようになる。革命だ。怒れる市民たちは貴族のおわす首都中枢に攻め込み、手当たり次第に破壊と殺戮の限りを尽くした。その勢いはとどまるところを知らず、やがて王家の喉元まで迫った。なすすべがないと悟った王と王妃は子供たちを逃すことに決める。アレスと二人の弟に、三人の妹だ。子供たちは両親も一緒に逃げるよう迫ったが、二人はかぶりを振った。王として、王妃として、この騒乱を終わらせる責務がある、と。つまり、その首を市民たちに捧げる責務が。


 長子のアレスは両親の意志が固いことを悟った。下の兄弟たちを説得し、共に逃げるよう支度を進めた。


「末の妹は最後まで渋ったよ。なにせまだ一〇歳だ。両親が死ぬのを黙って受け入れられる訳もない」


 兄弟たちは市民たちの手が迫る前に護衛と共に城の隠し通路を通って逃れることとなった。城から、貴族街の外れまで続いているらしい。薄暗い地下道を灯篭を頼りに進んでいると、正面から足音が迫ってきた。


「きっと内通者がいたんだ。それで隠し通路の場所がばれた」


 アレスたちは市民と相対することとなった。それからは、混乱の極みだったという。不利を悟った護衛は灯篭を投げ捨て、灯篭を持つ市民に向かって切りかかった。攻防の果て、地下道から明かりが失われ、それを機と見たアレスは末の兄弟たちの手を引いて駆け出した。出口を目指して。光を目指して。


「あの時もっと強く手を握っていれば、と思うよ。そうすれば二人とも助かっただろうに」


 市民たちともみくちゃになり、アレスは兄弟たちの手を放してしまったという。暗闇の中、響く「お兄ちゃん!」という叫び。そして、それに気づいた市民が彼らを捉えたのがわかった。「王のガキだ!」市民が叫ぶ。「いや、いや!」「助けて、お兄ちゃん!」


「俺は、何もできなかった。あの暗闇の中、二人を助けるすべが思い浮かばなかった。いや、それはただの言い訳かもしれない。けっきょく、俺は一人出口に向かうことを選んだんだから」


 やがて、アレスは出口に至った。空は既に暗くなっていた。しかし、あちこちで市民の掲げる松明が灯っていた。いたるところで火が上がっていた。人が焼かれるのも見たという。しかし、アレス一人にそれをどうこうする力はなかった。王都を離れなければ。その一心で夜の街を駆けた。彼に気づいて襲い掛かってくる市民を切り伏せ、その血を浴び、そして自身も幾多もの傷を負った。そうして命からがら逃げ伸び、荷馬車に転がり込んでいく当てもわからないまま彷徨い続けた。


「そして、気づいたら、この森にいたというわけだな」アレスは言った。「情けない話を聞かせたな。誰も守れず、守るべき市民を傷つけ、命からがら逃げ伸びてきた。君の目の前にいるのは、そういう男だ」




 わたしがアレスを匿っていることは、すぐに里中に広まった。事情を知って同情してくれる者もいれば、人間という異分子に危機感を覚え、排除を訴える者もいた。

「どうやら大分迷惑をかけているみたいだね」 アレスにもなんとなく外の雰囲気が伝わっていたらしい。そんなことを言う。「すぐにでもここを離れるべきなんだろうな。あいにくと、それすらできないほどボロボロだが」


 アレスは徐々に快方に向かいつつあった。エルフの薬は王都のそれと比べても遜色ないらしい。いや、それ以上の効力があるようだ。アレスはしきりにそのことを褒め称えた。また、エルフそのものに興味を持ったのか、いろいろと質問してくるようになった。その目はどこか生き生きとしていて、わたしはほっとしたものだ。体だけではなく、心も少しずつ癒えつつあるのかもしれない。そう思った。


「エルフが長命だとは聞いたことがあるが、いったい、どのくらい生きられるんだ?」

 その質問に、わたしは少し考え込まなければならなかった。わたしが生まれて以来、里のエルフで命を落とした者は一人もいなかった。里の平均寿命は現在進行形で上昇し続けている。それがどこで天井を迎えるのかはわからなかった。

「なるほど。いや、すごいな」アレスは感心したように、「なら、この里で一番長寿なエルフは何歳かわかるかい?」

 わたしはかぶりを振った。里には長老様と呼ばれるエルフがいる。おそらく、里で一番長生きしているのだろう。少なくとも一〇〇〇年以上は生きているはずだが、正確な年齢はわからなかった。

「長老様、か。そのエルフがこの里を収めるリーダー、みたいなものなのかな?」

 わたしは頷いた。長老様はわたしが物心ついたころから長老様だった。おそらく、そのさらにずっと前から。

「君たちは幸せかい?」アレスが不意に尋ねた。意図がわからない。そう告げると、彼は言った。「いや、その長老様というのが里のリーダーとしてどれだけ優秀なのかが知りたくてね。もし、君たちがみな幸せで満ち足りているというなら、長老様はきっと立派なリーダーなんだろう」


 かつて王位継承者だった身として思うところがあるらしい、と理解する。彼の父は人間の国のリーダーだった。しかし、その統治は完全なものではなく、市民の不満が爆発する結果となってしまった。


「わかってるんだ。王だからって何もかもが思い通りになるわけじゃない。父上も完璧なリーダーではなかったかもしれないが、飢饉のような自然現象に対していったい何ができたと思う? きっと、誰もどうしようもなかったんだ。だけど、責任を取れるのは、父上だけだった。だから、父上は自らの死を受け入れた。自分に果たせる、最低限の務めとして」


 エルフの森は豊かだ。わたしたちは食べるに困ったことなどない。だけど、それはきっと、先人たちが食料の収穫や備蓄の方法といった知識を積み重ね、継承してきた結果なのだろう。長老様はその知恵を元にわたしたちを正しく導き、困窮するエルフが出ないように里の仕組みを作り上げたのだ。弱き者には支えの手を伸ばし、強き者には相応の責任を与える仕組みを。

 今まで、わたしはその仕組みや長老様の施策について深く考えたことがなかった。それはあって当然のものであり、わたしたちは空気のように、無意識にその恩恵を享受していた。そのことに、アレスの話を聞いてようやく気付いた。長老様がいかに偉大で、優れたリーダーなのかに。


「是非、一度お会いしたいものだな」アレスは言った。「長老様の知恵があれば、俺の国ももしかしたら、もっとうまくいってたのかもしれない」

 アレスはふとした感慨を漏らしたに過ぎないのだろう。まさか、本当に長老様と対面することになろうとは思いもしなかったはずだ。




「やあ、君がアレス君だな」長老様はドカッと床に腰を下ろして言った。「何、リリスから話は聞いてるさ。大変だったようだね」


 アレスは呆気にとられたようだった。長老様がお尋ねになることはあらかじめ伝えていたはずだが、その姿が思いの他若かったこと、そして「フランク」だったことに驚いたらしい。

 長老様は長い金髪を三つ編みに束ねて前に垂らしていた。胡坐をかくと、三つ編みが床にまで垂れる。


「お会いできて光栄です」アレスはベッドの上に腰かけたまま、頭を下げた。「私もお噂はかねがねお聞きしています」

「へえ、悪い噂じゃないといいけど」長老様はいたずらっぽく、翡翠色の瞳を輝かせた。

「まさか、そんな」アレスは慌てたように言った。「むしろ、良い噂ばかりです。この里のエルフはみな幸福そうだ。それはきっとあなたのおかげなのでしょう」

「あっはっは、それは少し買いかぶりすぎだね」長老様は続ける。「見ての通り、僕は齢一〇〇〇歳の若輩者さ。尤も、君たち人間からしてみればぴんと来ない感覚だろうけどね」

「はあ」アレスはすっかり気圧されたようだった。「それで、どうしてまた私に?」

「何、数百年ぶりに人間の顔が見たくてね」長老様は軽い調子で言った。「というのはまあちょっとした冗談だが――君も聞いてはいるだろう? 君の存在について里の者がああだこうだと議論していることは」

「……その件に関しては誠に申し訳なく思っています」

「怪我人がそう何度も頭を下げないでくれよ。僕が弱い者いじめをしてるみたいじゃないか」

「しかし……」

「僕がここに来たのはね、その件で君に言っておきたいことがあるからなんだ」長老様は一転して真剣な口調で言った。「気にしないでいい。それが僕の言いたかったことだよ」

「良いのですか? 私が里にいることを快く思わない者も少なくないはずです」

「なあに、彼らには僕からお話しさせてもらうさ。この僕に免じてちょっとばかし君の存在を見なかったことにしてほしい、とね」

「それで納得するでしょうか」

「まあ、納得できない子もいるだろうね。だけどまあ、これでも僕は信頼っていう貯金があるからさ。それを少し切り崩すだけだよ」

「貯金、ですか」

「そう、万人が納得する施策なんてあるはずがないからね。あっちを立てればこっちが立たずなんてのは、よくある話だろう? だからこそ、貯金が必要なのさ。貯金があれば、多少の不満は飲み込んでくれる。だけど、貯金は無限じゃないからね。何か別の形でまた稼がなきゃならない」

「そうすることで不公平を感じないようにするということですか」

「まあ、そういうことだね。依怙贔屓は傍から見てて気持ちのいいもんじゃないからね」

「しかし……」アレスは言い淀んだ。

「何だい?」

「あなたは少なくとも数百年以上この里の長を務めていると聞きます。エルフと言えど、それだけの期間、権力の座に就き続けることはそれこそ不公平ではありませんか」

「なるほど。それは一理あるね」長老様は頷いた。「だけど、まあ、それでうまくいっちゃってるんだよね、うちの里は。進んで長老になろうなんて子もいないし。僕としてはいつ隠居の身になっても構わないのだけれどね」

「……なるほど。わかりました。あなたは哲人王なのですね」

「何だい、それは?」

「古い哲学者の言葉です。治世における最良の形は、優れた権力者による独裁であり、その優れた権力者を哲人王と呼ぶという、ね」

「はあん、それはまた大層な称賛だね」

「私は事実を述べたまでです」アレスは言った。「人間の寿命はエルフよりもずっと短い。たとえ最良の王とて数十年でその治世を追える。その次の王が同じように最良の王である保証はない。それが先代の王の血筋であれ、無関係なものであれ。哲人王のための独裁体制は、暗君によってたやすく私腹を肥やすための道具と化す。あるいは単に、愚策を垂れ流す仕組みに」

「なるほど。参考にするよ」長老様は言った。「僕とて不死ではないからね。権力の集中が諸刃の剣であることはよくよく注意しておくよ」

「それはあと何千年ほど先の話でしょう」

「さてね。僕もエルフがどのくらい生きるかなんて知らないんだ。案外明日にでもぽっくり逝っちゃうかもね」

「ご冗談を」

「いや、真面目にね。いざという時のために備えはしておくものだろう?」長老様はくくっと笑うと立ち上がった。「さて、そろそろ失礼するよ。興味深い話を聞かせてくれてありがとう。時には人間の叡智に頼るのも、悪くないものだね」

「勿体ないお言葉です」

「そうかしこまらないでほしいんだけどね」長老様は苦笑して、「何か困ったことがあったら気軽に相談してくれよ。リリスもね。僕は哲人王ってやつらしいから」

 そうして、長老様は手をひらひらと振りながら退出した。




 長老様と対面して以降、アレスは少しずつ体を動かすようになった。赤い瞳は燃えるようで、強い意志が宿ったことを感じさせた。それはきっと、里の外で何かなすべきことを見つけた、ということなのだろう。


「俺は国に戻るよ」ある晩、アレスは告げた。「自分が優れたリーダーになれるかはわからない。でも、何かできることがあるはずだと思う」


 危険だ、とわたしは言った。王家が倒れたのなら、アレスは良くて平民、悪ければお尋ね者だ、と。


「それでも放ってはおけないんだ。きっと、今の国政は混乱を極めていると思う。何せ、一〇〇〇年以上も王制を敷いていた国がいきなり市民の手に渡ったんだろうからね。いくら情熱と善意があっても、それだけで政治は回らない。正しい知恵が必要なんだ」


 それは王家が蓄積してきた知恵のこと? とわたしは問うた。


「ああ、俺もただ特権階級に甘んじてきたわけじゃない。次代の為政者として、それなりの教育を受けてきたつもりだよ。それに――いまは王家だけじゃない。エルフの知恵もある」


 わかってくれ、とアレスはわたしの体を抱き寄せた。わかっている。彼を止めることはできない。怪我が治れば、彼は里を去るだろう。無謀とも思える旅に出立するだろう。


「ありがとう。全部君のおかげだ。君が助けてくれたから、俺は今ここにいて、そして、また国のために戦える」


 わたしは何も言えなかった。ただ無言で彼の胸に顔をうずめ、その感触を、匂いを記憶することに努めるしかできなかった。




 エルフの森を戦火が覆ったのは、アレスが旅立って一〇〇年ほど経った頃のことだった。開花を待つ蕾は無慈悲に踏みにじられ、木々という木々を焔が舐め回した。

 人間たちの軍だった。彼らはわたしたちが見たことのない武器で森を焼き、殺戮の限りを尽くした。長老様は首を撥ねられ、晒し首にされ、女のエルフはどこかに連れて行かれた。


「僕が甘かったようだね」長老様は進軍の報を受けて行った。「もっと外の世界に気を配るべきだった。人間の叡智を侮るべきではなかった」


 わたしはただ逃げ惑うばかりだった。目の前の惨状に対して、わたしはあまりにも無力だった。兄弟たちを救えなかったアレスも同じようにみじめな気分を味わったのだろうか。

 暗い森の中を駆ける。苦痛に歯を食いしばり、血の滲む腹部を抑えながら。我が子の手を引きながら。


「お母さん!」我が子が涙をにじませながら言う。「ねえ、本当に大丈夫? 死なないよね?」


 大丈夫、とわたしは笑って見せる。笑おうとする。だけど、そんな余力はもう残っていない。わたしはもうすぐ息絶える。だから、娘だけでも逃がさなければならない。この森から。殺戮の渦中から。外の世界にこの子を送り出すのだ。


「お母さん!」


 わたしはとうとう、その場に崩れ落ちた。全身の力が抜けていく。娘の声も、土の冷たさも徐々に遠のいて行く。


 生きて。わたしは呟く。外の世界で、あなたの父が生まれた世界で。わたしが怖くて踏み出せなかった世界で。

 あなたはきっと父がどのような人生をたどったのか知ることになる。栄光か、あるいは悲劇か。わからない。それを知るのがずっと怖かった。だから里の中に留まった。

 だけど、今となっては後悔している。彼は国に戻り、その立て直しに助力したかもしれない。為政者として国家運営に携わったのかもしれない。だとしたら、それを知ることなく人生を終えるのは、なんと悲しいことだろう。

 だから、あなたには知ってほしい。それがわたしの最期の望みだ。


「お母さん!」


 ああ、娘の声が遠ざかっていく。そう、遠くへ、ずっと遠くへ。この森を離れてずっと遠くへ。


 遠く、遠く。



 どうか、遠く――




 遠く――

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