七源神《しちげんじん》:一覧
【最上位存在:
彼らは世界における七つの根源原理を司るとされ、その存在は“神話”というよりも、神性そのものの体現に等しい。
通常の神々が祈られ、奉じられる対象であるのに対し、七源神は「神の祈りが向かう先」であると語られている。
【七柱の構成と役割】
1.
司るもの:創造、破壊、終焉、再編、始まり
属性:男神(七源神の筆頭)
概要:すべての世界を閉じ、新たな始まりへと導く神。存在の終わりと創造の連環を統べる根源神にして、“
2.
司るもの:法則、知識、因果、記録、星の運行
属性:性別不定(または中性的)
概要:星々の軌道と世界の因果を紡ぎ、記録と法の秩序を見守る叡智の神。
かつて“始理神”アスバルが担っていた座を継ぎ、“星律の
その意識は無数の星々に散らばる記憶と同調し、静かに世界の整合性と歴史の整流を支えている。
中性的な容貌と存在性を持ち、語られることは少ないが、すべての法則の背後にその観測があるという。
3.
司るもの:力、武の理、戦の気韻、武具、戦技全般
属性:女神
概要:あらゆる力と武の始源に立つ女神。剣、槍、拳、盾などすべての戦技と戦魂を見守り導く存在。威光と優雅さを併せ持ち、戦う者に「誇り」と「覚悟」を与える。神徒の間では“戦環の女皇”とも呼ばれ、七源神の中でも最も高潔な精神を持つとされる。
4.
司るもの:繁栄と滅亡、創造の輝き、祝福、芸術、太陽の律動
属性:男神
概要:歓喜と破滅を同時に奏でる、太陽の祝福を宿す神。
燃える創造の楽火で神々に命の輝きを授けるとされ、“赫陽の
その存在は芸術にも似て美しく激しく、繁栄の鼓動と終焉の静寂を等しく抱く。
神格は失われておらず、永い時を超えて姿を変え、いずこかで再び昇ると信じられている。
5.
司るもの:生命の律動、魂の巡環、精霊の息吹、霊流
属性:男神
概要:すべての命は、彼の放つ潮流から生まれ、魂はまたその懐へと還る。
神徒、精霊、そして森羅万象の存在は、レギドの“命潮”によってその鼓動を得ている。
“
その姿は、海のように深く、風のように優しく、そして大地のように揺るぎない。
6.
司るもの:想い、可能性、運命の枝分かれ、希望の萌芽
属性:女神
概要:無数の運命を分岐させる“想い”の源にして、世界に可能性を与える導きの女神。
あらゆる奇跡の裏側にその存在が潜み、“
長らく行方不明であったが、最近になって微弱ながらも神的生体反応が確認され、存在の継続が判明。
彼女なくして現在と未来は安定しない。
ゆえに未来を織り直す者として、その再臨は全神界にとって切実な希望とされている。
7.
司るもの:慈愛、美、導き、癒し
属性:女神
概要:すべての存在に寄り添い、傷ついた魂を癒し導く愛の神。
その姿は春の陽光のようにあたたかく、神々や英雄たちの精神的支柱として崇敬される。
“麗光の
???
万象の秩序と始まりの理を司る男神。時を創り、構造を織りなす源神。かつては七源神の一柱を担っていたが、永らく行方不明。現在はメタオラ=ノイア=ユゥスがその座を担っている。
【補足:七源神の影響】
七源神の力は、悠神淵界ディバイン・サーキュラムの“深層構造”に常に影響を与えており、彼らの均衡が崩れる時、神界そのものが傾くとされる。
神々の中には、七源神に直に仕える存在(「直属神」または「律使」)も存在し、その数は極めて限られている。
彼らは基本的に口を開かず、神議の場に現れることはない。ただし、重大な次元災や宇宙構造の崩壊が迫る時には、「姿なき降臨」が起きるという。
彩筆叢書:特別総集巻 from『彩筆の万象記』 銀河革変/カーウェン・ギンガ @kakuhenginga
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。彩筆叢書:特別総集巻 from『彩筆の万象記』の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます