図書室の花姫、今日も隣に座る

焼鳥

【短編】図書室の花姫、今日も隣に座る

ピッと電子音が響き、『貸し出し済み』の文字がモニター上に現れる。

「期限は一週間です。越えるとクラスの担任の方に連絡が自動で行きますので、くれぐれも忘れないようにお願いします。」

伊阪いざか高等学校。新設されたばかりの都立高校でありながら、施設から何まで最新の物が取り揃えられた、まさに最先端の高校である。

それ故にこの高校の図書室の蔵書量も多く、雑誌から小説、漫画に至るまで幅広く存在する。

仁井にいさん、今日もお疲れ様です。」

水羽みずはさんはなんで図書室で借りた本を読むんですか。家で読んだ方が楽でしょ?」

「どうしてでしょうね。」

水羽みずは翡翠ひすい。『図書室の花姫』と呼ばれた彼女は、図書委員しか座ってはいけない受付の椅子に座り、静かに借りた本のページを捲る。

「仁井さんはこの本に興味はありますか?」。

ただの図書委員である俺が、なんで彼女とこんな関係になってしまったのだろうか。

俺こと仁井にい直文なおふみは、親の勧めで伊阪いざか高等学校を受験し、一番の下のクラスだが運良く合格した。

そしていざ学校生活が始まろうとした矢先、学校の方針で部活か委員会に必ず所属しないといけない事を知る。運動があまり好きじゃないのもあって、体を動かさない委員会を選び、その中でものんびり出来そうな図書委員会を選んだ。

当時の俺はその選択が一番最悪なものになることは知らなかった。

いざ委員会の説明に参加すると、何故か俺以外の人がおらず、先生の手伝いもあるにはあるが、ほぼほぼワンオペ状態でやらされることが決定。流れるように上級生から引き継がれ、晴れて図書室の奴隷になった。

「仕事は簡単だけど、想像以上にのんびり出来ない。」

図書委員会が行う仕事は主に三つ、本の貸し出しと図書室の掃除、そして生徒の入室禁止処分だ。

この高校は学生証で施設の入室や使用を行う為、その施設で目に付く行動などをした場合、その施設を担当している先生や委員会の生徒から入室禁止にされるのだ。

図書室なら大声を出す、周りの人の迷惑になるといった行為になる。また入室した際にその生徒の情報がデータベースに一時保存される為、直ぐに犯人が分かるので簡単ではある。

「本を戻さなくて良いのは助かるけど、問題はあの人だよな....。」

図書室の隅、静かに本を読む彼女。水羽みずは翡翠ひすい、現在進行形で新入生の中でも抜きん出た美貌と、翡翠に違わない綺麗な薄緑色の髪。初めて見た時は染めてるのかと思ったが、どうやら自前のものらしい。時間がある時はいつも図書室にいることから、『図書室の花姫』なんて呼ばれており、彼女目当てに図書室に来る生徒はとても多い。

「こちらの本の続きはありますか。」

どうやら読み終えたようで、シリーズもののようで図書委員である俺に聞いてくる。

「名前を教えてください。」

「その、名前は....こちらでして。」

本のタイトルを見るとライトノベルの恋愛もので、別に恥ずかしいタイトルというわけでも無かったので、首を傾げる。

「すみません。続刊は現在貸し出されていまして、返却され次第お伝えした方がよろしいでしょうか。」

「それで構いません。暇さえあれば、図書室にいますので。」

「分かりました。」

彼女はペコリと頭を下げ、本棚から別の本を取ると、定位置に戻って本を読む。

そんな静かで満足した時間が長く続くわけもなく。

水羽みずはさんいますか!」

今日も彼女をナンパしにきた男子生徒が大声で図書室に入ってきた。

「今週で何人目だよマジで。」

毎日図書室にいるから、嫌でも彼女の人気を知ることになる。そして毎回のようにオチは同じなのだ。

「お昼一緒にどうですか。なんなら奢りますよ。」

「いえ、今はこの本を読みたい気分です。申し訳ないのですが、お断りしても。」

「そんなの後にして、ほら食堂の席埋まっちゃうから。」

彼女の腕を男子生徒が握った瞬間、ビーーと耳に障る電子音が鳴る。

「そこのお前、図書室のルール違反だ。たった今入室禁止リストに入った、30秒以内にここから出ないと内申点に影響するぞ。ついでに担任の方にも連絡が行く。」

図書委員としての仕事をする、これをやると皆顔を青くして慌てて出ていく。

「全く、場所とタイミングを弁えろよな本当に。」

「助かりました。」

「しっかりと拒否しないと、ああいう輩は何回でも来るぞ。」

「ですが、仁井さんがいますから。」

恥ずかしそうに笑う彼女を見て、堪らず顔を背けた。

「今週も凄い量だね。」

「『図書室の花姫』狙いで来る輩が多すぎるんです。しかも全員ご丁寧に違反行為していくから、流れるように入室禁止になりました。」

委員会の顧問の先生に諸々の資料を渡す中で、やはり目に付くのが入室禁止関連。

問題の原因になっている彼女は一切違反行為をしていないので、こちらとしては何も出来ない。いや彼女の方が迷惑を被っているので、むしろ被害者と言える。

「う〜む。ここまでになると会議に取り上げないといけなくなるから、事前に事を解決したいけど、何か良い方法とかある?」

「準備室を貸し出すぐらいしかないですね。あの部屋俺が昼飯食べるぐらいでしか使ってないし、まず他の人も入ってこないので。」

「一旦はその方針で行くとしよう。」

そうして彼女が図書室に来た時に事を伝えると。

「すみません、仁井さんにはいつも迷惑をおかけしてしまい。」

「いや迷惑なのは野次馬だから気にしなくていいよ。」

準備室に案内する。中はほぼほぼ休憩室であり、廃棄用の段ボールが積まれているぐらいだ。此処も掃除してるので埃っぽくない、これなら静かに本も読めるだろう。

「時計もあるし、チャイムも聞こえると思う。先生の方で注意喚起は回るまではこの部屋を使ってくれ。先生の許可も降りてるしな。」

「あ、ありがとうございます。」

そこまでお礼をされるほどじゃないが、気分は良い。彼女は準備室に入ると、図書室からは俺以外の人はいない。

時折生徒が顔を覗かせてくるが、水羽さんがいないのを確認すると残念そうに帰っていく。こうなれば図書委員の仕事も楽になるのでありがたい。

「いや出てこないな。」

予鈴が鳴ったからあと五分で授業が始まる、だが彼女は一向に出てくる気配が無い。

「何かあったのか。」

急いで準備室の扉を開けると、そこには気持ち良さそうに寝息を立てている水羽さんがいた。良い具合に日差しが当たっており、寝落ちしても仕方ないと思えた程に。

「いや、起きて!授業に遅れる。」

うんうんと頷いてる暇など無く、彼女を揺らす。少しすると「もうそんな時間?」と瞼を擦りながら起きる。

だが寝ぼけているのかゆっくりと体を仁井の方に傾け、胸に顔を預けるようにまた寝息を立て始める。

「う、動けん。」

彼も男だ。水羽さんに興味を示していないだけで、こんな風に密着されたら否応無しに体も反応する。

(頼む。もう遅刻してもいいから、バレないでくれ。)

数分後に水羽さんが目を覚ますと、「ごめんなさい!」と逃げるように行ってしまった。

「うん、俺も少し待ってから行こう。」

収めるものを収まるまで。

水羽さんが準備室を理由して二週間が経った頃、お昼ご飯に誘われた。

場所は準備室、彼女のことだから教室で食べようとしても絡まれるのだろう。人気者は大変と聞くが、いざ本物を見るとなりたいと思わなくなる。

「いつも購買のパンですよね。」

「まぁ腹に溜まれば良いからな。」

「それだと体に悪いです、ですのでこちらも食べてください。」

水羽さんがお弁当の中身の一部を箸で差し出す。野菜のハム巻きだが、ソースか何かがかけてあるみたいで、美味しそうな匂いがする。嗅いでるだけで腹が空いてくる。

「食べてください。」

彼女の勢いに負け、なされるがまま口にする。思った通り美味しい、冷凍食品では出せない味だ。

「美味い。」

「それは良かったです。料理したかいがありました。」

「水羽さんの手作りなのかこれ。」

料理まで出来るとは、これはモテるとか次元を超えそうだが、多分クラス内で話してない部分に違いない。これに関しては胸にうちに隠しておくとしよう。

バレると他の男子にボコボコにされそうではあるし。

その一口とパンを食べ終え、水羽さんより先に部屋を出る。一緒に出たり、後から出てきたりすると面倒事に巻き込まれるかもしれない。それはお互いにとって良くないことだし、水羽さんはより重く事を考えてしまうかもしれない。

「鍵は閉めなくて構わないから、予鈴鳴ったら教室戻れよ。前みたいに寝過ごすことのないようにな。」

「承知しております。」

それならいいのだが。

その日の夕方、再びに顧問から職員室に呼び出された。どうせ入室禁止の話か、試験前の図書室利用の話の筈。

そう思っていた。

「今日から水羽さんも図書委員として参加することが決まりました。」

想像を斜め行くどころの話ではなく、ちょっと恥ずかしそうにしてる彼女が先生の横に立っていて、嘘を言ってないことは丸分かりだ。

「仁井、お前は嫌だと思うのは重々承知だ。だがこちらとしてもこれが最善策だと考えている。」

確かに先生の言いたいことは分かる。

図書室を普段使いしてる水羽さんを図書委員にすることによって、彼女本人の意志で入室禁止に出来るのはメリットがとても大きい。更には彼女直々に言い渡された生徒は、メンタルブレイクして二度とやってこない可能性もあり得る。

利点は有り余るほどにある、あるのだが。

(絶対に俺の学校生活が終わりを告げる!)

彼女目当てで図書委員になろうとする輩は先生の方で弾ける。しかし、外野の圧や嫉妬に耐えられるほど俺の精神は強くない。

(女性の嫉妬心は怖いと聞くけど、男性も大差無いんだもん。)

教室では毎日と言っていいほどに、水羽さんについて聞かれる。なんなら「プライベートに関する情報を頼む」とお願いされる始末、俺の胃が耐えれる未来が見えない。

「まぁ頑張ってくれ。」

「分かりました。」

俺には拒否権が無い。

「人が来るまでは何もしなくていいよ、今日の掃除は俺がやるから。」

「そんな、迷惑かけてばかりなのにそこまでは。」

「水羽さんが移動し続けるよりも、同じ場所に留まってくれた方が対処しやすい。」

「あ・・・・・分かりました。」

自分がどれだけ影響力があるか分かってもらえたようだ。

その後は、後少しで中間テストということもあり、生徒の数が徐々に増えてきた。一緒にビーという電子音が鳴り続けているので、懲りずに彼女に手を出そうとした奴が成敗されている。

「私本当に迷惑かけてたんですね。」

真面目に落ち込むレベルでその現実を突きつけられていた。

「何から何まで仁井さんに助けて貰ってるのに....。」

「うん、まぁ水羽さんの人気は俺もよく理解してるから、そこら辺の対応はもう慣れたよ。」

「はい。」

下校のチャイムが鳴り、図書室から二人以外がいなくなるのを確認する。

「そろそろ閉めるから、水羽さんも帰る支度して...少し後でもいいか。」

ようやく静かな時間になったからか、水羽さんは読み進められなかった本のページを捲り、静かに、静かに読んでいた。

彼女の隣に戻り、セールで買ったライトノベルを読む。後一時間ぐらいは余裕がある、それまでは彼女の邪魔をせず、この時間を楽しもう。

完全下校時間になり、流石の水羽さんもチャイムで手を止める。

「仁井さん・・・・もしかして私の為に待ってました。」

「この時期の図書室は静かに本が読めないからな、先輩も同じこと言ってた。水羽さんはいつも本を読んでたし、流石に邪魔出来なかった。」

「ありがとうございます。」

図書室に鍵をかけ、水羽さんには「先に帰っていい」と伝える。鍵は職員室に戻さないといけないが、そこで誰かと鉢合わせて、巻き込まないようにしたい。

だというのに戻した後、下駄箱に来てみると何故か待っていた。

「今読んでいる小説が学園が舞台の作品で、登場人物が・・・・。」

流れるように最寄り駅まで一緒に帰ることになったのだが、水羽さんの口は止まることは知らない。一生読んできてた作品か、今読んでる作品の話をしている。

しかも作品の内容がどれもラブコメか純愛ものだ。

「まさかとは思うけど、水羽さんは誰かと付き合いたいとかの願望とかは〜。」

「ありますよ。」

「ありますか〜...あるの!?」

「私も人並みにあるんですよ。その〜近寄ってくる人が人なだけで。」

それは仕方が無い、来る人皆下心丸出しだからね。

そうなると確かに難しい、水羽さんとの関係値も高く、当人に嫌な印象と認識をされていない人物になる。この学校にそんな人物がいるかどうかも怪しいレベルだ。

「学校の外で作るしかないな、学内で水羽さんがOK出来る人がいると思えん。」

「一人ぐらいはいると思うんですが.....。」

「本当か?騙されてないかそれ。」

「優しくて、気がきいて、下心無しで気軽に話せる人が。」

「いるならその人でいいじゃん。水羽さんからそこまで評価されてる人なら、俺も知ってそうだけど。」

「それもそうですね・・・・そうですね。」

水羽さんが急に落ち込み始める。何やら地雷を踏んだらしい、不味い、俺はその手の対処を知らない。

「俺、水羽さんのオススメのライトノベル知りたいんだけど、大丈夫かな。」

「それでしたら!」

切り替えが恐ろしく速くて、若干引いたのは口に出さないでおこう。

あんな発言したからなのか、図書室に来る度に水羽さんがオススメの本を持って待機するようになった。

本を読んでる時はあんなに静かで絵になるのに、好きな事を話すと豹変するの面白くはある。影響されて俺も同じジャンルの小説を読むようになるぐらいにはだ。

そしてもう一つ気づいたことがある。

水羽さんがオススメしてくる本のヒロインが、凄い水羽さんに似てること。

一冊だけならまだ偶然で片付けられた。だが5冊を超えてから違和感に気づき、試しに質問したけど、「文章の書き方が好きなタイプを選んだらこうなってしまって」と言われたら何も言えなくなる。

なんなら俺がオススメされた本を読んでると、チラチラと水羽さんが見てくるので勘違いしそうだ。

「仁井さんはこの本に興味はありますか?」

耳元に水羽さんの甘い声が届く。

驚いて椅子を倒しながら立ち上がったせいで、周りの注目の的になってしまう。

「あ、すみません。」

椅子を直し、心臓の音に耐えながら今度はこっちから水羽さんに耳を傾ける。

「ご、ごめんなさい。」

「勉強に集中してて気づかなった。それでなに?」

「この本なんですけど、今までで一番オススメ出来る作品なんです。」

本を受け取ると、本の巻末付近に栞が挟まってる事に気づく。

「それは取らないようにお願いします。」

「分かった。じゃあ家に帰ったら読むよ。」

鞄の中の一番目に付く場所に仕舞い、勉強に戻る。

(なんで栞を挟んだままなんだ。)

それだけが頭を埋め尽くし、全く勉強に身が入らなかった。

自室の机で借りた本を読む。

ライトノベルではなく、普通の恋愛小説のようだ。この手のタイプの本もオススメされて読んだから、以前よりもスラスラ読めるようになっている。

「一ヶ月のお話なのか。」

主人公とヒロインが結ばれるまでの一ヶ月の出来事を描いたお話、一ヶ月といえば水羽さんと話すようになってそのぐらい経った気がする。

そんな事が頭を過ぎりながら、淡々と読み進めていく。やはり何処となく水羽さんとヒロインが重なる、そんな偶然は起こりうるものだから深く考えても仕方がない。

「御令嬢故に、平民である主人公とは付き合えない。よくある苦しい恋のお話か。」

そんな二人が唯一一緒になれる図書室で静かに寄り添う。それだけが二人に許された時間、だけど時計の針が進む度に二人の距離は遠ざかっていく。

「読んでるだけ苦しくなる。」

作中での二人の会話は殆どなく、なのに二人の心の距離が近くなっているのを示す文章が散りばめられている。これはオススメもしたくなる。

次のページをめくろうとした。

栞の存在を完全忘れていて、スルッと本から抜け落ちる。

「やっべ!」

落ちた栞を拾い、机に置く。ページ数は覚えているのが不幸中の幸い、読み終わったら戻さないといけない。

そう思いながら栞のあったページを読む。

ヒロインが学校を去る、それを知った主人公が別れを告げる為に走るシーン。

走る中で口に出なかった思いが次々に零れ落ちる、お互いに結ばれないからこそ隠していた気持ち。それはヒロインも同じ。

結局主人公はヒロインに別れを告げる前に彼女は馬車に乗ってしまう。だが風が吹き、彼が彼女に誕生日プレゼントにあげた栞が飛ぶ。

黄色と赤色の二本で蝶々結びされた安物のフリルで作られた手作りの栞。

主人公がそれを抱きしめながらお話は終わる。予想通りの終わり方、だけどお話の先の未来は書かれていないからこそ、読者に託されている感じが個人的に好みだ。

「栞戻さないと。」

置いてあった栞を手に取る。

元々開いたら落ちるぐらいには浅めに挟まっていた。

まるでためにそうしたように。

「ここまでする人だったかな。」

栞を挟まず、本の上に置いた。

「お疲れ。」

「お疲れ様です。」

「本面白かった。」

「それは良かったです!」

わざとらしく嬉しそうにする水羽さんに、策士と思う。

「すまない、栞が外れてどのページに挟まってたか分からなくなってな。」

「構いません。」

本と栞一緒に渡す。

「なぁ、その栞の意味なんだけど。」

言葉を続けようとしたが、彼女の指が口に触れて止まってしまう。

「何も言わないでください。」

本で口元を隠し、今まで見せたことのない恋をする乙女の顔で言った。

「お話はもう終わってしまいました、栞は作った人の元に戻りました、でもこのお話と一つ違う点があります。」

いつもと同じようにカウンターの席に彼女は座る。


「私達はまだお別れをしていません。」

「そうだな。」


恥ずかしくて死にそうだ。もしかしたら水羽さんも同じかもしれない。

彼女の隣に座る。

「もう一つありました。」

「まだ何か、これ以上は本当にヤバいんだけど。」

「仁井さんこと好きです。」

「・・・・・・・ごめん、本当に待って。」

「好きです。」

「分かった、分かってるから。」

彼女が意地悪そうにはにかむ。

「彼女は伝えられませんでしたけど、私はちゃんと伝えましたから。」

なら俺も言うしかない、伝えられなかった彼のようになってはいけない。


「俺も好きだよ。」

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