我ら、総統に捧ぐ。

極東の島国「日之国」。
そこには国家元首「総統」と、四人の美しき愛人秘書「四天秘書」がいた。
清楚な外交官のソニア。
クールな戦略家のサクヤ。
元気な広報担当のチェルシー。
妖美で総統を癒すラァーラ。
四天秘書はそれぞれの役割を全うしながら、総統と国家を支える。

そんな彼女たちのもとを、１５歳の秘書候補生「ユキナ」が訪れた。
秘書として、そして愛人としての仕事を学ぶため。

これは、一人の孤独な国家元首と、彼を支える愛人秘書たちが紡ぐ、愛と忠誠の現代叙事詩。

【第33回電撃小説大賞用あらすじ】

前編：秘書見習いの章
15歳の少女ユキナは、国家元首「総統」の官邸を訪れる。将来は総統の愛人兼秘書となる目標を抱き、先輩である「四天秘書」の指導を受けながら研修に励む。ユキナは特技の英語で活躍す…続きを読む